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地震、増えてます
4月10日ぐらいから鹿児島県のトカラ列島で地震が続いています。今年に限ってみると2月に福島県沖、3月には和歌山県北部、宮城県沖で震度5弱以上の地震が起きています。「やたら続くなぁ」「何か大地震の前兆なのでは」と不安に感じる人もいるようです。地震が起きる理由がわからず、東日本大震災の記憶も新しいので、漠然と不安を覚えるのではないかと思います。
私は、地震だけでなく台風や火山噴火などの自然災害は、自分さえ良ければ他人はどうなっても構わないという人間のエゴ・悪想念が大本の原因になってるのではないかと思っています。
人間のエゴ・悪想念と自然災害の因果関係はわかりづらいので、関係性がわかりやすい地球環境問題の一つである森林破壊を例に取り上げてみます。近年、ブラジル、インドネシア、アフリカの熱帯諸国では森林の減少が著しく、その理由には農地利用、焼畑農業、木材の過剰採取など様々あります。中でも、増加する人口に対応するための食糧生産が大きな理由の一つとしてあります。その一方で先進国では食べ残しによる廃棄(フードロス)が大きな問題になっており、日本の廃棄量だけで、世界中の食糧援助量を上回っています。地球全体で見れば、必要のない生産のために森林を破壊し、結果として伝染病を蔓延させたり、環境を悪化させることで土地がやせ細り農作物の収穫量を下げることになります。人間のエゴ・悪想念により、自分の首をしめているわけです。
自然災害発生の原因は目には見えづらいですが、同じように人間のエゴ・悪想念が原因となっているのだと思います。
地球自体は単なる土や鉱物の塊ではなく、人間と同じように意思をもった、実際に生きている生命体だと思います。人間がストレスを抱え続けると、体に変調をきたして病気になってしまうのと同じように、地球も集積した人間のエゴ・悪想念がストレスとなって、病気になって苦しんでいる姿が自然災害・天変地異なのだと思います。
自然災害が増えているというのは、それだけ人間のエゴと悪想念が蓄積しているということですから、地球全体として、経済活動をはじめとする自己本位な価値観を改めることを、課題として突きつけられているのだと思います。