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戦争は土壌を汚染する
戦争に関するニュースではあまり取り上げられない話題ですが、砲撃や爆撃に使われる弾薬や燃料から有害物質が染み出ます。
また砲爆撃は地中の微生物の生態系を乱し、地下水の水脈を消してしまうことがあるといいます。
有害物質で土壌が汚染されると汚染が解消されるまでには物凄い時間が必要になります。
第一次世界大戦の激戦地となった穀物の農地や牧草地だった幾つかの場所は100年以上経過しても農業に使えなくなっているとのことです。
戦争は人の命を損ない、心を傷つけるだけではなく、実際の食糧の供給を低下させることになります。その時だけではなく、戦争終了後数十年、数百年にわたって影響を受けることになります。
「自分さえよければよい」というエゴの思いは、後の世代の子孫にまで負の遺産を残すことになります。