［ー閉ざされた世界ー］第6話

［板屋西区潜入調査…支配された地区へ］
（登場人物）
岩谷赤也
板屋
東俊明
黒川丈太郎

場面:別室…岩谷と板屋と黒川の3人がいる。

板屋「岩さん…俺はもう、挨拶をした……少しばかし西区を見に行くわ…」
岩谷「見に行くって……」
板屋「情報を少しでも取りに行く…」
岩谷「危険じゃないか⁈荒谷たちとは違うぞ！」
東「そうだ！危険過ぎるんじゃないか⁈それに、西区は俺たちでもあまり行ったことがない。」
板屋「だから……まずは俺が調べてくる……大体そうだろ？」
岩谷「だがよ…」

黒川が、口を開く。

黒川「俺も、今回責任を感じてる……（板屋を見て）手伝わせてくれ。」
板屋「……俺は、構わないけど……潜入は、1人でやった方が効率は良い…できたら南区の空いてる場所を提供してくれないかい？」
黒川「あぁ……俺が今使っている根城を使ってくれ。」
板屋「ありがてぇ〜（岩谷に）そんじゃ、早速行くわ。」
黒川「じゃあ、俺も行く。」
岩谷「2人共……気をつけてくれ。」

2人は、スタスタと入り口に歩いて行く。
2人が、出て少し経ち、権藤の葬儀が終わり静かな空間ができる。
場面変更:西区の入り口近くの集落？のような場所。

板屋「（目立たない姿）さて、この辺り…この集落の奥に行けばたぶん本丸…だよな。」

板屋は、ゆっくり歩きながら

板屋「さて、行くか……。」

続

次回:7話［西区下層エリア代表幹部:宮城八雲］