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UEFAライセンスとAFCライセンスの互換性が実現することで拓ける未来

先日開催されたJFAフットボールカンファレンスにオンラインで参加してきました。

カンファレンスで話された内容をWebやSNSで書くことは禁止されているのですが、これは書いて大丈夫でしょうということでこんな深読みを。

登壇者とのコネクションを作るのもカンファレンスの役割

カンファレンスを運営に関わったことがある立場として言えることは、実はこういうカンファレンスは「何が話されるか」より「誰が登壇するか」が重要だったりします。

どういうことかというと、当然参加者は「何が話されるか」を目当てに参加しますし、主催者側は参加者に対してベネフィットになりうるコンテンツを提供する責務を負います。通常はそこで終わりです。会を主催することだけを考えている主催者の場合は。

一方で、主催者によっては自分たちのベネフィットを重視してコンテンツを考えるケースもあります。主催者側のメンバーとのコネクションを構築するため、いわゆるロビー活動のためにカンファレンスを利用する。そういうケースもあります。

今回のJFAフットボールカンファレンスに参加してみて感じたのは、「何が話されたのか」が重要ではなく、「なぜこの人たちが登壇しているのか」ということが重要なんだなと。つまりロビー活動が目的のカンファレンスなんだなと思った次第です。

もしロビー活動が目的のカンファレンスだとすると、僕はJFAはとてもよい仕事をしていると思いました。
なぜなら、ヨーロッパ中心で動きがちのサッカー界で、中東の国々がお金を使って自分たちの権益を主張している状況で、どうやって自分たちの価値を売り込み、どうやって自分たちの権益を獲得するか。知恵を絞るのは当然です。こういう権益の奪い合いは綺麗事ではなくて、駆け引きの繰り返しで、日本人が得意とするところではありませんが、上手くやっているように見えました。

では、JFAはJFAフットボールカンファレンスでどんなロビー活動をしていたのか。僕の私見をたっぷり有料エリアで書いておきます。

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