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【4月11日(土)21時】長尾彰xフットサル選手 星翔太のイベント「アフターコロナのスポーツリノベーション」を開催します。
※イベントは終了致しました。
4月11日(土)21時から「アフターコロナのスポーツリノベーション」と題して、ファシリテーターの長尾彰氏、フットサル選手の星翔太氏、そしてわたくし西原の3人で、オンラインのトークイベントを開催します。
なぜこのイベントを開催するのか
新型コロナウイルス(COVID-19)の流行により、小中高校の休校、リモートワークの推奨、不要不急の外出の自粛など、様々な影響が広がっていますが、特に大きな打撃を受けたのが、スポーツや音楽を始めとするイベントの中止です。「外で多くの人が集まる」事を自粛した結果、スポーツや音楽のイベントの多くが中止になり、多くの人の仕事に影響が出ています。
イベントに参加頂くフットサル選手の星翔太選手も、影響を受けた1人です。3月14日から22日にかけて開催予定だったJFA 第25回全日本フットサル選手権大会も中止が決定し、2月に開催予定だったFIFAフットサルワールドカップ2020への出場権を兼ねたAFCアジア選手権も開催が延期になりました。
#AFCFutsal2020 Turkmenistan postponed. pic.twitter.com/u2PzzCxiy9
— AFC (@theafcdotcom) February 3, 2020
このイベントでは、事前に準備したトークテーマに対して、3人で語りつつ、「結局、この混乱のあと、僕らはスポーツで何をどう回復していけばいいのか?」について考えたいと思います。
なお、このイベントはお金を払っても聞きたい、という人に参加頂きたいので、有料にしました。
パネリスト
長尾彰氏:ファシリテーター
組織開発ファシリテーター。日本福祉大学卒業後、東京学芸大学にて野外教育学を研究後、冒険教育研修会社、玩具メーカー、人事コンサルティング会社を経て独立。
企業、団体、教育、スポーツの現場など、約20年にわたって3000回を超えるチームビルディングを実施、現在は複数の法人で「エア社員」の肩書のもと、事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりをファシリテーションする。
株式会社ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、学校法人茂来学園大日向小学校の理事を兼任する。
著書に『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』(学研プラス)がある。
Twitter:@AkiraNagao
星翔太氏:フットサル選手
プロフットサル選手、名古屋オーシャンズ所属。株式会社アスラボ 代表取締役。 1985年、東京都生まれ。2004年、関東フットサルリーグのBOTSUWANA FC MEGURO(現フウガドールすみだ)に入団。2009年、Fリーグ・バルドラール浦安に移籍。同年、フットサル日本代表に選出される。2010年から2012年にかけてスペイン1部リーグ、カタール国内リーグでプレー。帰国後、バルドラール浦安に復帰し、活躍。2012年のFIFAフットサルW杯に日本代表として出場。2018年、Fリーグ・名古屋オーシャンズに移籍。現役フットサル選手として活動しながら、2017年に株式会社アスラボを設立。起業家としてアスリートの価値向上、日本のスポーツ界の変革に取り組んでいる。
Twitter:@shota_hoshi
トークテーマ
当日はこんなテーマについてお話させて頂く予定です。
・感染症の流行は、スポーツの世界に何をもたらしたか
・プロアスリートにおける「スポーツ」の意味と、一般人における「スポーツ」の意味はどんな違いがあるか
・スポーツがもたらしてきたこれまでの価値と、これからの価値
・そもそもスポーツとはなにか
・個人、コミュニティ、社会、それぞれの視座で、何をどうリノベーション(再生、再興)していくべきなのか
・参加者との対話、問答
※内容は変更する場合があります
この2人とだからできるイベント
今回このイベントを開催することになったのは、星さんと久しぶりにZoomでお話したことがきっかけでした。
今日は@nishi19 さんの提案でzoom初めて使ったけど、使い勝手良かった!
— 星翔太 (@shota_hoshi) March 26, 2020
今の状況には最適だった!
西原さんのネットワークとアンテナの感度の高さを改めて感じることができる時間だったなー。
そして色んな方と話したい欲出てる。
久しぶりに@AkiraNagao とも話したい!
星さんとは2017年に、Bリーグアナリストの佐々木クリスさん、フェンシング日本代表アナリストの千葉洋平さんと、フットサルを観に行ったことがきっかけで知り合いました。当時話したことはnoteにまとめています。いま読んでも面白いと思います。
この時以来、星さんとはランチを食べながら、コーヒーを飲みながら、あるときはFC今治の中島さんとワシントン・ウィザーズの新川さんも交えて、いろいろな話をしました。フットサルの話、チームの話、プレーの話、コンテンツの話、スポーツビジネスの話など。星さんの考えはとても面白く、僕自身とても勉強になっています。
星さんは「アスリートのセカンドキャリア」という言葉が話題になる前から、エードットという会社のインターンとして働き始めていたりと、他の人より先んじて行動し、行動するだけでなく、自ら発信も続けているアスリートです。
長尾さんとは、2020年にビジャレアルにも一緒に行きましたが、初めてお会いしたのは2018年の12月。星さんとFC今治の中島さんと不定期で開催しているツイキャスのミートアップの会場をご提供頂いたことがきっかけでした。そこから1年ほどしか経っていないのに、一緒にビジャレアルに行っているのですから、人生はわかりません。
長尾さんにビジャレアルに来て欲しかったのは、僕が感覚的に感じるビジャレアルのメソッドについて、普段から組織開発ファシリテーターとして実践している人がどう感じるのか、知りたかったからです。長尾さんに来て頂いたことで、学びを深めることができました。様々なトピックで、気軽に相談できる人でもあります。
僕は現在のアスリートの取り組みについて、とても不満を感じています。試合が延期になり、自らの存在価値を発揮する場所を失っているのは事実ですが、アスリートだからこそ、知名度があるからこそ、普段会社員ではもらえない金額のサラリーをもらっているからこそ、できることがあるはずなのに、SNSで動画を公開するくらいのことしかせず、自分たちの意見を述べたり、社会に貢献するためのアクションを起こしている人が本当に少ないと感じています。
先日「#スポーツを再発見しよう」というオンラインイベントを開催しましたが、イベントを終えて、競技を通じて取り組んできたことを、社会的な価値に置き換えて発信できるアスリートには、他の人には提供できない価値があると再発見しました。
今回のイベントを通じて、スポーツの価値を、アスリートの価値について、再発見できればと考えております。
イベント当日に話したことは、グラフィックレコーディングとしてまとめられる予定です。
ただ、1つだけお願いがあります。グラフィックレコーディングを見て「すごい」と感想を言うのではなく、ぜひ内容を振り返って頂き、自分ならどう思うのか、自分だったら何ができるのか。ぜひ考えて頂けたら嬉しいです。
グラフィックレコーディングがSNSで共有されることが増えましたが、本来グラフィックレコーディングは、議論を振り返り、考えを深めるために使われるツールです。振り返りに使われていないグラフィックレコーディングは、ツールとして機能しているとは言えません。
ぜひ、イベントに参加して、グラフィックレコーディングで振り返り、自分なりの考えを発信して頂けたら嬉しいです。
イベントに向けた長尾彰さんの考え
note公開後に参加者の長尾彰さんによるイベントの趣旨説明がありましたので、ツイートを貼っておきます。
【4月11日(土)21時】長尾彰xフットサル選手 星翔太のイベント「アフターコロナのスポーツリノベーション」https://t.co/yK3ByU8Btb
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
思いの丈を綴りました。
1.室内生活で運動不足になってませんか?身体、動かしてますか?
2.スポーツって、結局僕たちにとってどんな意味があったんでしょう?
3.あらゆるプロスポーツが、オリンピックが延期世界からアスリートが消えてしまったような気分です。
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
4.アスリートは今、なにを感じ、考えているんでしょうか?仕事をコロナに奪われたアスリート。
5.アスリートってね、現役生活という名の活動期限があるんですよね。時間に制約がある。
6.コロナ前のようなスポーツを取り巻く世界には、もう戻れないと思うんです。アスリートと社会の密接さや、社会から求められるアスリートの価値が、コロナ後には大きく変化すると思います。
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
7.じゃあ、どんな変化が生まれるだろうか。その辺りの話は、星選手に直接訊いてみたいと思います。実際に今その変化の只中にいて、強い葛藤を感じているはずだから。スポーツそのものが持つ意味も、これから変わらざるを得ないわけだし。
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
8.一方で、アスリートを応援する側はこれからどんな変化が待っているだろうか?オリパラは来年の夏に延期したけど、私たちはアスリートをどうサポートしていけばいいんだろう?
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
9.組織構造やガバナンスの視点からも、競技団体あるいは応援者の団体(後援会)はどんな風に変わっていけばいいのか。
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
少なくとも今までのような封建主義的ヒエラルキーではコロナに「適応」できないと思います。なぜ「対処」も「適応」もできないのかはトークで取り上げます。
10.人類の共通課題は今回はっきりしましたよね。「ヘルスケア」です。「健康」を「どう手入れし続けるか(滋養)」という課題。無症状化が生み出す集団的不安を、生活習慣と行動変容でどう解消していくか。この課題にアスリートはどう向き合えばいいのか。
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
11.長くなりましたけど、このイベントはアスリートにこそ参加してほしいです。アスリートが持つ価値を再興したいです。そのためには自らをアスリートだと自覚する人たちの連帯が必要なんです。
— 長尾彰/Akira Nagao (@AkiraNagao) March 30, 2020
だから、アスリートはぜひ参加してください。
イベントの事前打ち合わせのグラフィックレコーディング
このイベントには、議論の可視化と思考の質を高めることを目的に、グラフィックレコーディングをオンラインで実施します。グラフィックレコーディングは @sappa_doraemon さんにお願いしました。事前打ち合わせでは、段取りを話すつもりだったのですが、最上志向が働き、打ち合わせの内容をグラフィックレコーディングしてくださいました。こんな内容を話す予定です。
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