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2022年J1第16節 京都サンガFC対川崎フロンターレ レビュー「スピード=速さ&早さ」

2022年J1第16節 京都サンガFC対川崎フロンターレは0-1で京都サンガFCが勝ちました。

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まずは更新が遅くなって申し訳ありませんでした。更新が遅くなった要因としては、仕事だったり、大和シルフィードの分析にかける時間を増やした(今週からの3試合が大事)からだったりもするのですが、引っ越しにまつわるドタバタがなかなか落ち着かず、サッカーの試合を観る時間を使って対応していました。早く落ち着きたい。

閑話休題。レビューに戻ります。

「スピード」に対する誤解

試合後のコメントで瀬古がいいことを言ってました。これは長く川崎フロンターレに所属していたら言えないコメントだなと思いました。

僕は今年入ってきた身として感じるのは、勝ち続けたチームだからこそ、連敗にナーバスになる。以前は、そういう状況ではなかった。自分は慣れがあるわけではないが、こういう状況をどう変えていくのか。

川崎フロンターレWebサイト「ゲーム記録」より

負け慣れてはいけないけど、ナーバスになってもいけない。負けても勝っても淡々としているのが強いチームの雰囲気だとしたら、今の川崎フロンターレはそういう雰囲気ではないのでしょう。シーズンは長いのでこういうときもあります。上手くいかないときに立て直す時間があるのは運が良いと思います。問題を洗い出して絞り込み、解決方法をトレーニングし、実戦で試す。地味ですが改善するにはこれしかありません。

鬼木監督は2022年シーズンが始まる前に「スピード」というコンセプトを掲げました。鬼木監督としては「止める」「運ぶ」「外す」「受ける」そして「奪う」といったアクションのスピードをもっと上げる必要があると考えていたのだと思います。相手チームが進化してくることが予想されるなかで、アクションのスピードを上げることを心がけることで選手個人のレベルをより高いレベルに引き上げることができれば、相手チームを上回ることにつながるのではないか。そう考えたのだと思います。

その点は僕も同意でして、開幕当初から「選手のレベルがどれだけ上がるか」がポイントになるシーズンだと繰り返し書いてきました。ただ「スピード」という言葉をコンセプトにしたことは、後々誤解を生むなと当時から感じていました。そして「スピード」という言葉に対する誤解が生まれていると試合を観ていて感じます。誤解が誤算を生み、その修正に時間を費やしているというのが現状です。

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スポーツのコラムにプラスして、日記を書くことにしました。日記には、お会いしている人の話、プロジェクトの話、普段の生活など、表に書けない話を書こうと思います。

Jリーグ、海外サッカー、ランニング、時事ネタなど、自分が普段楽しんでいるスポーツの楽しみ方について、ちょっと表で書けない話も含めて、4,0…

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