MONSTER CARDS お絵描き入門編
どもです。
前回の記事で今年最後としてご挨拶までしましたが、あれは嘘だ。
思ったより多くの方に見ていただけたようなので、急遽記事を書くことにしました。
そもそも最初の記事がスキル紹介とかいうニッチな内容にしたのが間違いで、本来布教するために必要な情報が入っていないというトンデモな状況が看過できなかったというのも本記事の執筆を後押ししております。
まえがき
というわけで今回も引き続きモンカの記事になります。
正式名称は「MONSTER CARDS」で、Steamで無料で遊べるカードゲームになります。
筆者は特にこの3点に魅力を感じており、皆さまに少しでもその魅力をお伝えすることを目的として筆を執らせていただいております。
本記事においては①にあたる「絵を描く」部分の魅力を伝えつつ、皆さまのハードルを少しでも下げられることを願っております。
以下、本編に入るにあたり本人の熱意の表れとテンション維持のため、口調をフランクなものにしておりますことをご了承いただけると幸いです。
はじめに
前述の通り、本記事ではモンカで絵を描くことについて生じる様々なハードルを少しでも下げることを目的としているぞ!
そのため、カードの強さやスキル考察などは全く考慮していない!
対戦的なことに関しては前回の記事を参考にしてほしい!
また本記事は2023/12時点での内容であり、今後変更される可能性があるため、最新情報は公式Wikiのパッチノートで確認してくれ!
描く題材を決める
モンカのイラストを描くといっても方法はいろいろあるぞ!
ここではその一例を紹介だ!
自分の創作を活かす
今まで自分のしたためてきた創作物を発信するチャンスだ!
筆の赴くままに好きなように描いちゃおう!
スキルやステータスはひとまず考えず、まずはお絵描きに専念してOK!
絵が描けたら理想のステータスが出るまでガチャを回し、先ほどのイラストをコピーして完成!
うっひょーー!!たのしーーー!!!!
ステータスで選ぶ
「いざイラストを描くとなっても何から描けばいいかわからなーい!!」
そんなときはモンカ作成画面のステータスからイラストを連想してみよう!
【レアリティ】
C・R・SR・URの4種類だ!
ここから連想するのは難しいが、後ほどレアリティに応じて絵柄を豪華するといい感じだ!
【スキル】
多種多様なスキルが現在52種(+スキルなし)!
例えば回避(Dodge)は攻撃を避けるカードなので、上記のスキルアイコンのように相手の攻撃を避けるイラストを連想しやすいぞ!
ただ、このように特定のスキルでイメージを沸かせるのでももちろん構わないが、いかんせん数が膨大なのが悩ましい!
ひとまず置いといて他のステータスから見ていくのもありだ!
【属性】
無・火・水・木・光・闇の6属性があるぞ!
どれもイメージしやすく融通も利かせやすいので後回しでもOK!
次の項目である【種族】と合わせて決めるといいぞ!
【種族】
イラストのイメージに重要な要素なのでそれぞれ1行程度で軽く紹介だ!
人(human) … 人間のかたちをしていればひとまずこれで問題なし!
獣(beast) … 一般的な獣から、鳥や獣人、獣耳娘などでも!
海(sea) … 液体から魚、貝類、甲殻類、水着などなどなんでもあり!
精霊(elemental) … 括りとしては精霊だけど、植物や食べ物、道具や鉱石、宇宙など分類しづらいものはとりあえずこれ!
竜(dragon) … 西洋龍・東洋龍・爬虫類などイメージしやすい種族!
神(god) … 神や天使を始め、堕天使に悪神、慈愛や癒しなど概念的なものでも!
悪魔(devil) … 悪魔に魔物に魔王、魔人、悪人、闇!自由な発想で!
機械(machine) … ロボにメカに人造人間、器具や武器もこれでよし!
虫(insect) … 一般的な虫以外にもデータのバグや妖精でもOK!
幽霊(ghost) … 幽霊・妖怪・超能力、超常現象や影の薄さなどもネタに!
【大きさ】
小(small)・中(medium)・大(large)の3種類!
物理的な大きさでもいいし、何かとの比較やイメージの持つ性質、胸の大きさなどで決めても大丈夫!
【手段】
近接(close)・遠隔(range)・魔法(magic)の3すくみに、防御(guard)と特殊(special)を加えた全5種類!
ここを基準に考えることは少ないので、後付けでOK!
色々と紹介したが、これらはあくまでイメージの一例にすぎない。
ぜひともキミ自身の自由な発想でカードを作ってくれ!
ガチャで引いたステータスで描く
絵に自身があるキミや、逆に何もイメージが浮かばないキミ、いっそのことカード作成で引いたステータスを基にイラストを描いてみてはどうだろう!
10回までならステータスの振り直しが可能なので、細かい部分は自分の手で整えるのもアリだ!
たまにはワンドロやGartic Phoneみたいな感覚でお絵描きを楽しむのもいいのではないだろうか!
版権物を描く
自分でネタを出すのは難しい!
そんなときは版権のイラストを描いてみるのも一つの手だ。
ゲームの仕様上画像の読み込みはできないので、気合でトレスするなり、キャラやシーンを借りて自分の好きな要素を加えアレンジして描くもよし!
自分の好きな作品を布教するチャンスかも…??
お友達との対戦で使うのであれば問題はないが、配信などに乗せる際は権利関係をしっかり調べておこう!
イラストを描く
描くイラストが決まれば、いよいよお絵描きの時間だ!
画面の見方
でも待って、お絵描きツールの使い方がわからない!
そんなあなたにお絵描き画面の紹介だ!
①ペンの太さ
0から100までの数値のpixcel数で線が引けるぞ!
ちなみに0でも1pixの線が引けるぞ!
②ペンの透明度
0から100まで数値の大きいほど濃い色が出るが、5より下の値は透明判定になって線が引けないぞ!
ちなみに透明度ありの線を重ねると割合で加算されるようになっている!
(例:25%+25%=43%)
③カラーバー
中央の正方形で明度と彩度を、右のバーで色相を変えられるぞ!
下には色のプリセットが用意されているんだ!
④元に戻す/やりなおし
左が「1つ前の状況に戻す」、右が「戻す前の状況に1つ進める」機能だ!
戻せる回数に限りはあるが少なくともSAIよりは巻き戻し回数が多く、しかもカード作成を完了するまでならお絵描き画面を抜けても巻き戻しが可能なんだ!
⑤インポート
他のカードからレイヤー情報をコピーする機能だ!
1~3レイヤー全てにコピーするので部分的なコピーはできないぞ!
間違っても「元に戻す」で戻ることが可能だ!
⑥レイヤー消去
今選択しているレイヤー情報を消去するぞ!
間違っても「元に戻す」で戻ることが可能だ!
⑦ツールバー
絵を描くためのツールの選択ができるぞ!
今選ばれているものが白色で、その他の灰色のボタンを選択すると切り替えることが可能だ!
⑧レイヤー
レイヤーと呼ばれる透明な画用紙に絵を描き、それを3枚重ねたものがカードイラストとなるんだ!
上から順に1~3の番号がついていて、上のものほど優先的に表示されるぞ!
また、特徴としてレイヤー間の干渉はできないぞ!
例えばレイヤー1に描いた主線で囲った範囲に対し、レイヤー2をバケツで塗りつぶそうとしてもはみ出してしまうんだ!
その他、URのカードは特別で、カードの登場時にレイヤー1と2を浮き上がらせる設定ができるぞ!
⑨お絵描き終了
お絵描き画面を終了してカード作成画面に戻るぞ!
カード作成画面の右下のチェックマークを押して初めて画像が保存されることに注意しよう!
ショートカットキー
便利なショートカットキーを紹介だ!
小テクニック
知っていればちょっとだけ便利なテクニックを紹介するぞ!
【下書き】
一発描きが難しい場合は、主線レイヤーより下のレイヤーに下書きをするといいぞ!
主線を描いた後で下書きを消せばレイヤーを色塗りや背景に使えて無駄がないぞ!
【半透明バケツ】
透明度のあるペンでは重ね塗りをしてしまうと透明度が均一にならず狙った部分を綺麗に塗りつぶすのが難しい!
バケツ機能は選択中の不透明度で塗り潰しができるため、これを利用し、単色で目的の箇所を塗ったあと、目的の透明度で塗り潰すことにより均一な半透明で塗ることができるぞ!
また、透明度0で塗ることにより疑似的な消しゴムバケツが可能だ!
【水彩塗り】
透明度5~15%程度のペンで何度も重ねて塗ることで疑似的に水彩表現ができるぞ!
消しゴムも透明度を上げて使えるので、慣れればきっと思い通りの絵が描けるはずだ!
【ステータスの修正】
完成したカードのステータスを変えたくなった場合は、新規作成で目的のステータスのカードを作ろう!
お絵描き画面のインポートでイラストをコピーし、前のカードからテキストや名前を持ってくれば疑似的な変更が可能だ!
(実際には別のカードをもう1枚作っている)
ただし、同じ保存名は使えないため、一度別の名前で保存し直し自分のファイルから名前を変更しよう。
このときの注意点として、名前変更したカードは全てのデッキから抜けてしまう点と、モンカ内から開いたファイルでカード名を変更しても反映されない点には注意が必要だ!
おわりに
ここまでお目通しいただきありがとうございます。
今回は「絵を描く」という部分に触れた内容だったのですが、いかがだったでしょうか。
私は普段から絵を描くことに慣れ親しんでおりますが、皆さまの中にはそうでない方もいらっしゃると思います。
私はそういう方にこそ遊んでいただきたいと思っております。
普段の生活の中で表に出す機会のない頭の中のアレやソレを形にする、というのは脳の活性化にも繋がりますし、何より自分の考えをお友達間で共有できるいい機会になると思います。
そうした交流によって得た経験がプラスとなってカードを作っていくうちに創作の楽しさを感じていただけるのであれば、それは私にとっても何物にも代えがたい幸せです。
以上、長々と連ねてしまいましたが、折角ここまでお読みいただいてくださったことですし、モンカをSteamで無料で遊んでみてはいかがでしょうか?
今度こそ今年最後の記事になると思いますが、よろしければまた来年も気にかけてくださると嬉しいです。
それでは、よいお年を。
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