【経験は最高の知識となる】アーカイブの大切さ
さてさて。
本日はですね、日々レッスンをさせていただきまして強く感じたことがございましたので、そこら辺のことを認めてみようかと思います。
朝、お客様とお会いして、その場で「どのようなレッスンをご希望されているか」を確認し、そこから瞬時に頭の中でプランを立て(この段階では大まかな流れのみ)、それに沿った視点を持ちながらお客様の滑りを確認し、そこで最終的なレッスンプランを確定させる。
これが僕のレッスンの基本スタイルなんですね。
もちろん、流れ次第では当初に組み立てた流れの順序を変えたり、時には全く別の展開に持っていくこともありますが、いずれにいたしましても、何はともあれまずは「お客様のご希望・ご要望を最初に伺う」ということを最優先にしているんです。
というのは、これはとりもなおさず「自分(僕)がレッスンを受けるとしたらまず最初に聞いて欲しいこと」だからでございまして、こちらの要望も伝えてないのにレッスンを始められると不安でしょうがないからなんですよ。僕自身が。
なので、少しでもお客様のご不安な点を取り除いてさしあげたいということから、いのいちばんにお客様には「今日はどのようなレッスンをご希望ですか?」と伺うことにしているのですが、それはしかし、「どのようなご希望・ご要望があるのかはその時になってみないと分からない」ということでもあるんですね。
つまり、こちらとしては「事前準備」のしようがないということなんです。
じゃぁどうするのか。
それがタイトルにもありますように「アーカイブ」を溜め込むということです。
ではその「アーカイブ」の意味とはなにか。
アーカイブ (archive) とは、重要記録を保存・活用し、未来に伝達することをいう。日本では一般的に書庫や保存記録と訳されることが多いが、元来は公記録保管所、または公文書の保存所、履歴などを意味し、記録を保存しておく場所である。国立国語研究所による「外来語」言い換え提案では、「アーカイブ」の言い換え語として「保存記録」や「記録保存館」とされている。~wikipediaより~
つまり、経験で得たことはもちろん、それ以外のことでもスキーに役立つと思うことがあれば「知識」として溜め込んで置き、必要な時に引きだせるように「重要記録を脳みそに保存しておく」ということでございます。
レッスンも「その場でいただいたお題をもとに組み立てる」ということから、いうなれば「クリエイティブ」な作業でございますから、だとしたら、アーカイブを持っているといないのでは雲泥の差となると思うんですね。
なので僕は、まったく興味のないジャンルの滑りも「見る」ようにしておりますし、本も読みますし、SNSも徘徊します。
これも全て「お客様にご満足いただけるレッスンを提供したい」という、たった一つの、しかも最も達成したい目標のためだけにです。
レッスンそれ自体も貴重な貴重な経験ですから、ワンセッション経るたびに僕の中のアーカイブが溜まっていく。
そしてそれを昇華させ、さらなる輝きを纏ってお客様に提供できるようにいろんなものを見て、聞いて、触れていく。
そう考えますと、とても「完成」なんていうことはありえないですし、どこまでいっても学び続けるしか歩みを止めない方法はないのですが、しかし、それはもう「性(さが)」としか言いようがないのですがこれがまた無上の喜びでございまして、こうしてアーカイブを溜め続ける毎日を「大変だ・・・」と思わずに「ありがたい」と思えることができる仕事に巡り合えたことに感謝して、これからもたくさんの「アーカイブを溜め込んでいきたいな」と思った次第でございます。
人生はあっと言う間。
まだまだ全然不十分ですが、「好き・嫌い」や「得意・不得意」などの感情で動いて、吸収できるチャンス(アーカイブを溜め込むチャンス)を自ら逃がしたりしないようにしていきたいですね(*^^*)
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