今年(2022年)プレイしたゲームについて
冬休みは一年の振り返りをするもの…と思い振り返っていたのですが、自室の壁の前で50音順に人を罵る言葉を並べる行為をしている間に大晦日を迎えていました。何ということだ!
…ということで、今年プレイしたゲームについて振り返ろうと思います…。
Steamリプレイの登場
その年遊んだゲームを振り返るときには、Steamの履歴を観たり(正確にはライブラリをアクティビティ順にソートして、年始からプレイしたゲームを確認していく)、プレイ時間別ソートを観たりして、思い出しつつメモを書いていく、というやり方をしていました。
(Steam、トータルでのプレイ時間は表示できるのですが、「今年プレイしたゲームのプレイ時間」は集計ができないようで、何とか方法はないものかと思っていました)
家庭用ゲーム機については、持ってはいますがそんなに頻度高くプレイしていないはずなので、本当に記憶や過去のメモを観て思い出してみる、という感じでした。
今年も(上述のような)それをやるか、と思っていたら、先週か先々週くらいに「Steamリプレイ2022」のようなメールがSteamから届きました。
「これはまさか、(いやまあタイトルからしてそうですが…)今年プレイしたゲームについての統計が簡単に観られるのでは!」と思ってメールを観てリンクを開くとそのとおりでした。
「今年はこんなゲームやってたのか…」と振り返るのは、結構楽しいのです…。
ある意味この振り返り自体が年末恒例の最終ゲームのようなものなのかもしれません…。
今年よく遊んだゲーム3つ
自分が遊んだゲームは以下の3つでした。大作ばかりといえば大作ばかり…でしょうか。
一番プレイしたのが「信長の野望・新生」だったことが意外でした。やはりこの手のストラテジー?シミュレーションゲームは時間を溶かしてしまう…。
いつリリースされたゲームをどのくらい遊んでいるかということも確認できました。
遊んだゲームトップ3を振り返ってみたいと思います…。
信長の野望・新生
今年2022年夏頃発売の「信長の野望」シリーズの最新作です。信長シリーズは作品ごとに賛否があるのですが、自分は今回の「新生」はかなり楽しめました。
「様々な歴史上の概念をどのようにゲームという形に落とし込んでいくか」という所がこの類のゲームのキモだと思うのですが、今回の「新生」は、そのあたりがゲームとして面白くなるようにできていたのではと感じました。
では例えばどんなところが…というと、突き詰めて考えると「合戦」システムだったのかな…と思います。
今回の「新生」ですが、プレイヤーとなる大名が含まれている部隊(ユニット)が敵ユニットと接敵すると、「合戦」を選択することができます。
通常の戦闘は、全国マップ上で画面切り替えなし、シームレスに行われるのですが、「合戦」を選択すると、専用の戦場画面に遷移します。
戦場画面上で、改めて部隊を配置し、戦うことになります。
この「合戦」に勝利すると、ある程度のまとまった領地を奪うことができます。参加していた部隊数に応じて戦闘後のリターンが変化し、両軍いずれかが12部隊以上参加の大合戦になると、広範囲の複数の領地・城を手に入れることができるのです。
つまり、「争う両家の運命を左右するような大きな戦い」が、このシステムで表現されています。
これがゲームシステムとしても重要な要素になっているのですが、それ以前に、単純に楽しいというか、脳内で盛り上がるというか…
他にも、システムとして「当時の知行制」の表現だったり、「権威」の表現だったり、補給の限界の表現だったりが良いなと感じたのですが、ここでは割愛いたします。
勿論、長所ばかりではなく、特にゲームの進捗によっては強大化した敵大名家がゾンビアタックを仕掛けてくる(「無限の北条」「無限の織田」)とか、気になる部分はあるのですが、概ね楽しめました。
後は…これはもう趣味の世界というか、ある意味インチキになってくるのですが、新武将作成も楽しくて…
メジャーバージョンアップになるPKにも期待しています…。武将プレイができるようになると嬉しいのですが…。
ELDEN RING
自分はいわゆる「ソウルライク」なゲームをやるのは初めてだったのですが、プレイし終えて振り返ってみると本当に面白かったです。
プレイしている当時は「ふざけやがって全員○す!ラダーン、マレニア、(略)、クソボス!」と思うこともしばしばだったと思います。
いやでもやっぱり、面白かったなあ…
ゲーム画面ではありますが、目の前に広がる広大な世界とその独特の世界観に圧倒されました。
振り返ると楽しい思い出ばかりです。
正直2周目の俺Tueee!プレイのほうが楽しかったです
プレイに時間がかかる大作、いわゆる「重い」コンテンツは今の時代ウケない、という話を聞きますが、ELDEN RINGは商業的にも大ヒットとなり、本当に凄いゲームだなと思いました。
一点、トゥルーエンド…のハズなのですが、特に主人公とヒロインの姿が描かれているような描写がなくて、そこが残念でした。
魔法使いプレイはしていないので、もっとやり込めたのでしょうが、剣士系のビルドを一通り試してみたところで、一旦プレイを終えました。
MONSTER HUNTER RISE
今年のモンハン最新作です。
自分はPC版でプレイしたのですが、元がSwitch用に開発されていたということもあってか、PC版は非常に快適で動きがヌルヌルでした。
Switchというハード的な制約がある中で、モンハンワールドよりも簡略化せざるをえない部分があったと思うのですが、却ってそれらがプレイし易さに繋がったとも思いました。
モンハンは「ワールド」から初めて、そこそこやり込んだのですが、「アイスボーン」で挫折してしまいました。
この「ライズ」は、自分にとってはアイスボーンで挫折につながったような要素がほぼ無く、楽しくプレイできました。
自分はヘタクソなので専らライト・ヘヴィ両方のボウガン野郎でしたが、斬撃弾や貫通弾、徹甲弾の撃ち込みは爽快感のようなものがあって楽しかったです。
野良マルチプレイも楽しく参加させてもらえたかと思います…。
太刀の格好良さに憧れて、練習を始めてみたくらいのところでエルデンリングが発売となり、プレイを止めてしまいました。
サンブレイクもやろうと思ったのですが、信長とバッティングして、結局プレイしませんでした。
…以上が、今年プレイ時間が長かったゲーム3つです。
どれも面白いゲームでしたが、やはりエルデンリングが、ゲーム体験としてはとてもインパクトがありました。凄かった…。
(信長やモンハンは、自分としては、求める面白さ・期待はもう決まっているところがあって、それが以下に裏切られないか…期待通りか…というところがあるのかなと、思います)
その他、今年プレイしたゲーム
Steamリプレイを見ると、その他にプレイしたゲームも表示されているので、それらについても少し触れようと思います。
Chivalry 2
Epicでリリースされたときからプレイしています。
マルチプレイ専用ゲームで、中世ヨーロッパ的世界観でプレイヤーは一人の兵士・騎士となり、チームを組んで戦うゲームです(一対一の決闘モードもあります)。
銃が出て来ない近接戦闘メイン(弓矢はありますが)のゲームということもあってか、CODなどのFPSと比較すると、敷居は低いように感じました。
生き残ることを考えると…というか、自分のスコアだけを考えると、「いかに多対一になるように動くか」「とにかく独りで突っ込まない」に終始してしまうのですが…。
ゴア表現たっぷり、血でべっとりしているのですが、バカゲー的な要素もあって、ムキになって「いっつもいっつも…この野郎ブッ○す!」ではなくて、叫びながら皆で特攻だーくらいの気持ちで遊ぶのがいいのかなと感じています。
今もプレイ人数そこそこいるのだろうか…。
The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition
Mod適用・作成の旅に終わりはない。
…自分は未だに本編は「宿屋の主人と一緒にドラゴンを倒しに行ってみた」あたりまでしか進んでいません…。
いつかまともにプレイする日がくる…と思うのですが。一応納得のいくMod適用環境が整ったらプレイすると思っているのですが…。
コンセプトは「錬鉄の英霊(のコスプレをした人)がSkyrimの世界に現れたら」です…
発動時のBGMは動画編集で付与ではなくて、ゲーム中に再生されるようにModとして組み込んでいます
Wizardry外伝 五つの試練
諸事情から紆余曲折を経てようやく発売されたほぼ原点に近いウィザードリィかと思います。元々、かつてWindows版がパッケージ販売されていて、今回Steam版発売に合わせてリニューアルされる形となりました。
ユーザー作成シナリオをプレイすることが可能(むしろそちらがメイン?)で、ある意味永遠に遊べるウィザードリィになっています。
シナリオごとにある程度システムも変更することができるようになっているのですが、それ故自分が育てたキャラをそのままで移行することはできなかったかと思います(当然と言えば当然ですが)。
ただ、キャラ画像については自作画像を取り込むことが可能で、それもまた「永遠に遊べる」所以の一つかと…。
自分はベニー松山小説の影響もあって、ウィザードリィという作品に思い入れがあり、このゲームも購入はしたのですが、他の大作が発売となって、途中で積んでいる状態です…。
Vampire Survivors
時間が溶けるやつです…。
一回攻略サイトの類を見て、プレイ方法を確認してから遊んだほうが楽しいのではないかと思いました。
圧倒的物量…!
意外と「聖水」強いなと思いました
God of War
これも圧倒的表現力(今のマシンだからできる表現力)の凄いゲームだと思うのですが、確か序盤でちょっとつかえている間に信長が発売されてそのまま積んでしまったかと思います…。
Marvel’s Spider-Man Remastered
ビル街を移動するぷれいふぃーるはまさにスパイダーマン!という感動があったのですが、序盤だけプレイして積んでおります…。
太閤立志伝Ⅴ DX
やり込んだわけではないのですが(柳生石舟斎の剣豪プレイのみ)…。
旧作のリマスターですが、想定以上の好評という記事が印象に残っています。
Cyberpunk 2077
セールで購入、キャラメイクだけしてみて積んでいます…。
アニメのエッジランナーズを観たいのですが、ゲームをやってからのほうがいいか…とか思っていると多分観られなくなりますね…。
JUDGE EYES:死神の遺言Remastered
PS4で発売になったゲームのリマスター版。「キムタクが如く」
実は、このゲーム、先週くらいからプレイしています…。PC版ならではの遊び方(Mod適用による戦闘アクションの一部変更と、「完全版」が可能であること)が面白くて…。
いつか別の記事でかんそうを書きたいと思います…。
他にも、コンシューマーゲーム機でもプレイしているゲームがあるのですが、キリがないのでココまでにしておきたいと思います…。
…と思ったのですが、書いておきたいゲームがありました。
地球防衛軍6
みんな大好きEDFの最新作、地球防衛軍6、確か発売日に購入してプレイしました。
このゲーム、基本的にストーリーはどうでも良くて、近年のゲーム機だからこそ描写できる「押し寄せる物凄い数の超大軍になんか物凄い武器を使って撃ちてし止まん全弾撃ち尽くしを楽しめればそれでいい!EDF!EDF!」なゲーム
…のはずだったのですが、前作5が予想以上に悲壮感漂う暗めのストーリーで、今作6はその物語の続編、ということで、物語としても気になるところがありました。
こういう煽り文を読ませられると、自分としては物語としても大いに気になるというか、好きなタイプの話だなと感じました。
そしてこの地球防衛軍6、そういう期待も裏切られない、物語としても面白い作品になっていました。
まさか「地球防衛軍」をプレイしていてこんな気持ちになるなんて、と感じたことを覚えています(つい最近の話ですけれども)。
ある超有名作品を彷彿とさせられるようなネタではあるのですが、だがそれがいい。
…正直ちょっとびっくりしました。「地球防衛軍ワールド」のような、SFモノとしての世界観を持てる厚みを感じました…。
もちろん、ゲームとしての地球防衛軍のいつものウリは健在で、武器稼ぎ周回もついついやり続けてしまいました。
あと主人公をエースコンバットシリーズの主人公並みに持ち上げてくれるので、癒やしのプレイ効果もあるかもしれません。
(そういえば、何故主人公がそれこそエースコンバットシリーズ主人公並みの戦士なのかということも…今作では…)
Steamリプレイを見ると、9月のSteamのプレイ時間自体が少なくなっているのですが、これは地球防衛軍6をプレイしていたからだと思います。
欠点というわけではないのでしょうけれども、前作5のプレイが前提になっている部分があるので、今から5からプレイするのは大変かもしれません…。
今年プレイしたゲームについてのかんそうぶんは以上です。
いやー、ゲームって本当に楽しいものですね。
一つ言える確かなことは、「とても人生が足りない」ということかと思います。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。(おわり)