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ビャンビャン麺の「ビャン」の解釈(我流)
創作かん字に「ビャンビャン麺」の「ビャン」がある。
もっとも似ている字が旧字の「戀」。(今では「恋」と書く)糸を両側から引っ張る形から作られた。そこから転じて,互いに引かれあうのが「恋」となる。「糸」の下…「小」の代わりに吉字として「長」を置く。〈長く引っ張る〉意味を込める。(スルメと言わずアタリメと言うがごとし)
両側にある「月」と「刂」は合わせて「肋骨」の「肋」となる字。「刂」は「りっとう…立刀」意味は「筋」。〈長く引っ張って作った麺料理〉の意味ととらえた。
中心にある「馬」は中国では縁起の良い動物として扱われる。吉字として〈縁起が良い・元気になる〉ぐらいの意味を込める。〈長く引っ張って作り,元気になる麺料理〉
上の「穴」は建物の屋根を意味する字。「窓」にも使われている。(「戀」と「心」が共有できる)ここでは食べさせる店ぐらいの意味ととらえる。〈長く引っ張って作り,元気になる麺料理が食べられる店〉
「辶」は全体をひとまとめにするぐらいの意味で使った。だから,【長く引っ張って作り,元気になる麺料理が食べられる店】と解釈する。
看板に使われていることを思うと逆から解釈もできる。
「辶」…通りから「窓」をのぞけば(「ム」はかん字の世界ではゴチャゴチャしたものを〈みんな,わかるよね?〉と省略するときに使う記号です。例えば,「佛」は「仏」,「傳」が「伝」となる。このあたりは理屈でなく,ムニャムニャと書いて利用するのが庶民の知恵です),心引かれる…長く引っ張って作る肋(すじ…麺)がある…これは良い(馬)。日本流の駄洒落なら「うまい!」となるかな。
「ビャンビャン」は中国語のオノマトペ。
違う解釈もできると思う。我流の解釈です。各かん字の意味を関係づけると覚えて書ける。
「世界一画数が多い」と言われても創作かん字ならいくらでも作れる。クラスの子どもの名前を順に書いて,四角で囲んで,「〜年〜組」としたって,創作かん字だ。
(追加) 「麺…めん」は「麦面」…麦製品で「めん」と言う音を表している。形状については述べていない。だから,包丁で削った「麺」もあるし,親指でつぶした形でも「麺」料理となる。
「肋」の方が「すじ」を意味するので形状について述べている。(2015/01/06追記)