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【映画感想】「シン」シリーズの最終作!(現時点)生まれ変わった特撮のレジェント

お馴染み?の庵野監督最新作です。ゴジラ、ウルトラマンから続く、「シン」シリーズの最後を飾るのは、今も人気の高い「仮面ライダー」です。
私は、ゴジラ、ウルトラマンと観てきました。それぞれ、面白かった印象が強いので、今回も期待して観に行きました。結論…ちょっと、刺さらなかったかな?というところでした。
というのも、理由はわかります。だって、私自身に仮面ライダーに対する思い入れがすくないから…。しかし、ゴジラもウルトラマンもそれほど思い入れは無かったはず。さてさて、これはどういうことか。では、徒然なるままに、行ってみよう!

◎展開の早さにデジャブ

ウルトラマンの時も同じ感想を持ちました。つまるところ、元々30分で一話を構成している作品を映画にするのはとても難しい。ってことです。内容にストーリーを持たせるために必要な事かもしれないけれども、登場するオーグ(怪人のこと)の扱いは、とても軽くなっております。元々、一話完結の勧善懲悪なストーリーですし、繋げると無理が生じることは、わかっていたとは思いますけど。

◎キャストわからない問題

クモ、コウモリ、サソリ、ハチ等の様々なオーグ(怪人)が登場します。オーグは、基本的にマスク?を被っているため、誰が演じているのか不明です。わかるのはサソリとハチくらいで、他のオーグは特殊メイクとマスクのお陰で全くわかりません。スタッフロールでキャストを見たとき、驚く人も多かったのではないでしょうか。○○さん、出演してたとは…。

◎昔っぽく作っているのも一緒

これもウルトラマンのときと同じです。CGとかも昔っぽく作っていて、ノスタルジーを出しています。前も思ったけど、これは賛否分かれるとこです。個人的にはあり。けど、現代の技術で作ってみて欲しいとも期待してしまう。たまに、「CGがちゃちぃ」と文句言う人もいるけど、ちょっとお門違いかとも思う。このシリーズの醍醐味でもあるし、全然問題ないとは思います。

◎背景の説明はとてもアッサリ

オーグ(怪人)、ショッカーとかの説明も科学的(っぽい)説明をしています。でも、どれもあっさりしているし、時間も割いていないため、正直言うと意味不明です。返信システムも良くわからない技術のオンパレードです。所見では、絶対に理解できないと思います。
どうでもいいことですけど、怪人の設定で、テラフォーマーズを思い出したのは私だけではないはず。

◎ラストバトルは???

仮面ライダーといえば、バトルは外せない要素です。しかし、今作は控えめになっています。バトルはあっさり終わるし、人間にやられちゃうオーグもいるくらいです。なんだか拍子抜けな感じはいなめないのが素直な感想です。また、ラストバトルの盛り上がりのなさは何なんだろう。熱い展開だけど、パッとしない。これは観てみないとわからないと思います。気になる人は、是非ともご視聴ください。

◎とはいうものの

色々と書きましたけど、一定の面白さはありました。エンターテインメントとしては、申し分ないレベルです。続編あったら観に行きます。次はV3かな~。って、これはファンの目線かな。笑

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