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リーダーシップを呼び起こせ!

「成功者への道」第5日目

このコンテンツの目的は、人生に活かせるマネジメントスキル(管理能力)を高めることと、そのスキルによって君と君に関わる仲間たちの能力を最大限に引き出す方法を伝授することにある。またこのコンテンツは連載ものである。ほぼ毎日更新するので、ぜひともマガジン購読をして頂きたい。なお現在は無料公開してあるが、予告なく有料になることが予測される。早めの登録をおすすめしたい。


SESSION 2 『リーダーシップを呼び起こせ!』


真の指導者


どんなに頭脳明晰な人でも、どれほど技術に優れた人でも、それだけでは優れたリーダーとはいえない。

周りの人たちが進んで協力してくれるようになって、リーダーシップは効果的に機能する。

優秀なリーダーは、一種独特な指導力を発揮している。

そのようなリーダーがいるところは、組織全体の最終目標が個々の最終目標と調和しているのは間違いない。

人間を管理するうえで、優秀なスキルを身に付けたリーダーは、部下がそれぞれのエネルギーを十分に発揮するような影響力がある。

そして最終的には、お互いが最大限の恩恵に浴することになる。

いうまでもないが、これは会社に限ったことではない。

スポーツ、宗教、家庭といった何らかの共通した関心のもとに集まる、複数の人間の状況すべてに当てはまることなのだ。

そういった状況での私たちの目的とは、その中で共通の関心を育み、1人ひとりの最終目標と組織全体の最終目標とが、できるだけ近づくよう最大限に補い合うようにすることである。


5つのルール

リーダーとして効果をあげるためには、次に挙げるルールや考え方を理解しておくべきだろう。

これは、協力を得ていく上で基本となるものだ。


1.省みる

センスのある影響力を持ったリーダーとは、どんな事態のときでも、自分に何か見落としている部分があるのではないかと常に考える。

事実であれ、人の気持ちであれ、正確に理解しようとする態度を忘れると、本当の協力は得られないということをよく知っているからだ。


2.歩調をあわす

アクティブなリーダーは、ウマの合う人間同士の場合、協力しあって効果的に仕事が進められることをよく知っている。

真のリーダーシップとは、互いに受け入れられない者同士の歩調をうまく合わせ、いっしょに働かせ、最大限の生産性を発揮させることにある。


3.協力する

影響力のあるリーダーは、他人の立場に立って物事を考える能力を開発している。

相手に協力を要求するよりも、自分の方から相手に協力していく方が、はるかに効果的であることを見抜いているからだ。


4.時間と場所を選ぶ

計画的なリーダーは、細心の注意を払ってプロジェクトを作成するが、その上で自分のアイディアがもっとも受け入れられやすい時間と場所を選ぶ。

また、アイディアの提示も明瞭で簡潔。


5.傾聴する

成功を収めるリーダーは、相手に対して、少なくとも部分的には正しいかも知れないという基本的な前提に立って物事を進めている。

そのため、自分のアイディアや意見が相手のアイディアと対立する場合でも、自分自身の偏見に阻まれることがないため、的確なアイディアを取りこぼすことがない。


どうだろう?

協力体制と独裁体制。
どちらを選ぶかはあなた次第。

それにより、どんなタイプのリーダーになり、自分自身の力をどれだけ効果的に発揮できるかが決まってくる。



今日はこのへんで。

明日はこの5つのルールを、さらに例を挙げて深掘りしていく予定。


ではまた
るたより

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