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ウズベキスタンへ伝える日本の伝統工芸

奥田染色株式会社様(nirsiゴールドメンバー)が2022年9月にウズベキスタンで初めてとなる、JAPANEXPOに参加をしました。
ウズベキスタンの首都タシケントで3日間行われ、金沢の文化や加賀友禅の魅力を発信する文化交流枠として、加賀友禅の着物や小物、九谷焼きの販売、友禅の彩色体験ができるブースとして出展。
奥田染色株式会社様は創業117年を迎え、加賀百万石の金沢で伝統工芸である、「加賀友禅」・「加賀染」に携わりながら、染の技術を駆使し独自の表現を強みとしています。

今回、JAPANEXPOは2022年7月にウズベキスタン大使が茜やアーカイブギャラリーに見学に来たことこがご縁となり参加する運びとなったそうです。
3日間は、加賀友禅の着物や小物の展示、友禅の彩色体験を中心に提供しました。

実際に友禅の彩色体験をした方々に感想を聞くと、”ムズカシイ” ”オモシロイ” ”リラックスします”など色々な感想を聞くことができ、とても楽しんでくれていました!

現地の女性も着物や小物を手に取り大変興味深い様子でした。

現地メディアからの取材も受けるほど、展示ブースは大盛況。

初めての海外展示会でうまく伝えられるかどうかが不安が強かったとのことですが、当日は会場にテキスタイルに興味のある方やタシケント国立東洋大学の学生さんがたくさん来てくれました。皆さん日本がとても上手で日本文化にも興味を持っていて、”ジャパニーズキモノ?”と話しかけたり新鮮だったようです。さらに現地メディアの取材を受け日本の文化や着物についてたくさん話す機会があり大変好評でした。
初めてウズベキスタンに行き、日本文化や着物のすばらしさに改めて気づかされたとともに、自国に伝わる文化や伝統を知ること、そして大切に思うことでほかの国の文化や工芸にも興味を持ち、大変貴重な経験をすることができたとのことでした。
今回のご縁がきっかけで、職人の極意や技をリアルに体験できる「手描き加賀友禅体験 おけいこ」をオンラインにて配信予定となったそうです。
nirsiとしても、おけいこキットがウズベキスタンで活躍することをうれしく思います。
最後に、この活動が海外の方に「加賀友禅」を知ってもらう足がかりになり、世界に繋げていけるようこれからも加賀友禅を発信していきたいと力強く語っていたのがとても印象的でした。

今回、奥田染色様が彩色体験として提供した”手描き加賀友禅体験 おけいこ”はnirsiが行う展示会でもハイブリッドワークショップとして体験する機会を設けています。

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