加賀友禅作家に習う手描き加賀友禅 「カップスリーブ作り」inスターバックス コーヒー香林坊東急スクエア店
2023年6月18日日曜日に、nirsiゴールドメンバーの奥田染色様(茜や)が地元石川県金沢にあるスターバックス コーヒー香林坊東急スクエアにて手描き加賀友禅「カップスリーブ作り」のワークショップを開催しました。
今回のワークショップに至った経緯は、スターバックス コーヒー様の地域や社会への貢献の想いと、茜や様、また、それをサポートしている一般社団法人地域資源サプライチェーンイノベーション研究機構(nirsi)の”伝統のものづくり”を次世代に伝える新たな仕組みづくりに挑戦していくという点において、お互いに共感することができ、一緒にできることはないかと考え開催に至りました。
加賀友禅とは、北陸・金沢で発展した伝統工芸です。
着物に美しい自然の息吹を封じ込め、落ち着きのある写実的な草花紋様を中心にした絵画調の柄が特徴です。今回の彩色体験「カップスリーブ用ふきん」はコーヒーの実、コーヒー豆という自然の植物を特別にデザインしました。
『コーヒー豆のデザインについて』 加賀友禅作家 奥田雅子 解説
普段コーヒーの木や花をデザインに取り入れたことはないのですが、私自身コーヒーが大好きなので改めてコーヒーについて知ることができる良い機会になりました。コーヒーの木は種蒔きから約3年で大人の木になり、真っ白なコーヒーの花を咲かせます。緑色のコーヒーの実がなり、そのあと約8ヵ月かけて真っ赤に熟すそうです。長い年月をかけて出来るコーヒーに想いを馳せながら今回、コーヒーの実や豆をデザインしました。コーヒーの豆も散りばめて少しポップな感じに仕上げてみました。
WS当日の流れ
①開催の経緯
②スターバックス様の地域貢献の話
③加賀友禅の説明、動画紹介
④体験内容説明
⑤体験
⑥スリーブの巻き方説明
⑦体験感想、Q&A、スリーブを巻いたカップでコーヒーを飲みながら対談
⑧終了の挨拶
<体験者の声>
・授業で加賀友禅を学んで興味があったので参加しました(小学生)
・金沢に転勤になり地元のことを知りたくて参加しました(お母さま)
・加賀友禅が好きで参加しました(女性参加者)
・ものづくりが好きで、かつコーヒーが好きで参加しました!
今回のワークショップを今後の活動に活かしていき、これからもたくさんの方に”伝統工芸”の良さを知ってもらい、我々にできる活動を積極的にこれからも行っていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?