シニアの働き方
フリーの形態として働きだして、31年となる。
プロジェクト毎にお客様が変わり、「業務委託契約」を交わすことになる。
今65歳だが、後10年は働きたいとい思っている。
理由の一つには、住宅ローンの返済がある。実態としては土地の評価額が残債を上回っているので、今家を売却しても手許にお金が残るのだが、生活の基盤としての持ち家は維持したいと考えている。
もう一つの理由としては、やはり働くことに幸福感を感じるからだ。
最近見かけた調査によると、労働者の年齢が上がるほど、幸福度が上がるという結果が出ている。
私が思うに、これまでの経験や様々に培ってきたものを、上手にアウトプットできる段階に入ってきたのではないかと思う。学習から応用段階に入ったようなものだと思う。
それが労働を通して職場の役に立てているという実感が得られ、幸福感つながっているのではないかと思う。
仕事を止めて何をしようかと悩んだり、あらたな趣味を探したりするよりも、「働くこと=自分を活かす人生」を生きたいと思う。
ずっと週5日働けるとは思っていないが、私にとっては、生涯現役で働くのが目標だ。
もちろんお客様に選んでいただければなのだが。
そのためにも、今現場にいるシニアの働き方が大切だと思う。
現場の人は今のシニアをみて、将来のシニアの働き方をイメージすると思うからだ。
今のシニアが、いかにも年寄り臭く、使いずらい人だったら、どうだろうか。これからも積極的にシニアを採用しようと思うだろうか。
これまで見てきた事柄を反面教師とし、私が普段から気をつけていることをあげてみる。
立ち振る舞い
立ち振る舞い、姿勢には気を付けること。
腰をかがめて歩いたり、靴をづったり、猫背だったり、いかにもシニアな姿勢にならないように気を付けましょう。敬語が基本
たとえ新卒の人あっても、お客様、同僚に対しては年齢差に関係なく敬語が基本。もちろん、気心が知れてからは個別の話しですが。社会に適合する姿勢
自分から社会に適合していく姿勢が大事。それは、シニアがどう見られているか意識するとか、使いづらい人にならない、ということでもある。一緒に働きたいと思われる自分でいようという意識が大切。
上記以外にも、言葉が聞き取れない時に「えっ」などと聞き返すのではなく、「もう一度お願いします」など、きちんと言葉にして伝えるのが大事です。
特に「自分から社会に適合する姿勢」が大切だと思います。ここのところができていれば、周りからも大事にされる、居心地の良い職場になるし、仕事を通しての幸福感が高まることにつながっていきます。
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