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ウルトラマラソンを語ろう #1 2017年 飛騨高山ウルトラマラソン 71kmの部


 私の初のウルトラマラソンが、7年前に走った飛騨高山ウルトラマラソン71kmの部です。当時はマラソンを始めて4年目。マラソンを走るたびに自己ベストを更新し、フルマラソンはほぼコンスタントにサブ4ができていた頃でした。「一生に一度で良いから、ウルトラマラソンを完走したい」との想いから、飛騨高山ウルトラマラソンの71kmの部にチャレンジしました。100kmの部を選ばなかったのは後日後悔しましたが、翌年100kmにチャレンジし、なんとか完走しました。

 フルマラソンとウルトラマラソンは、注意すべき点が違っていますが、当時の自分はそれがわかっていませんでした。高山スキー場までの上りで脚を使い過ぎ、その下りで膝を痛め、最後はフラットな道も走りきれない具合でした。最初の貯金を使い潰したとは言え、ゴールタイムは9:26'22。制限時間を1時間半ほど余らせてのゴールなので、そこそこ速かったと思います。

 今はコース変更がありましたが、当時の飛騨高山ウルトラマラソン100kmの部は獲得標高2100mという、国内のウルトラマラソンの中では難コースとされています。6月開催のため、雨・暑さなどマラソンには不利な条件があるものの、観光地や名所、林間や田園地帯などのどかな風景の中を走ることができて、飽きないコースと豪華なエイド食が魅力です。

 飛騨高山ウルトラマラソンは、一昨年に大きなコース変更がありました。以前は序盤にかなり長い上りと下りがありました。特に長い下りで知らず知らずのうちに脚を使い過ぎてて、千光寺を登り切った頃には脚が売り切れ、または故障していることが多かったです。今は、短いアップダウンの繰り返しになって、以前よりも故障の可能性は減ったのじゃないかな?私自身は、新コースを走ったことがないのでよくわかりません。

 長々と思い出話を書きましたが、今度の6月9日に改めて飛騨高山ウルトラマラソンの71kmの部を走ってきます。新旧コースの走り比べと言ったところでしょうか。当時より走力は落ちているものの、ウルトラマラソンの経験は豊富になっています。当時の記録を超えられるかが一つの目標です。


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