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グルテンフリー始めの一歩。おいしいご飯を炊こう!
こんにちは、グルテンフリー生活9年目のにれねこと申します。
グルテンフリーを続けるには自炊がほぼ必須。
そして自炊をするなら、ご飯(米)をおいしく炊かないといけませんよね?
この記事では、もともとあまりご飯が好きじゃないパン派の私が見つけた、おいしい炊き方と、忙しい方でもできる方法をお伝えします!
参考にした本はこちら👇
忙しいなかでの毎日のご飯作りに泣きそうになったときに、心の支えになってくれた本です。まだ読まれてないかたはぜひ!
1. お米は研ぐというより洗う
小学校の調理実習でお米の洗い方を習ったときは、米をボウルの側面に押し付けて、ギュッギュッと洗うと教わりました。 それは米についている糠をちゃんと落とすため。
でも、最近のお米は精米技術が進歩していて、糠がほとんど残っていません。
水に入れて、さっと軽くひと回しするくらいで十分です。 「研ぐ」というより「洗う」という感覚で。強く洗いすぎると、逆にお米が割れてしまいます。
最近は「無洗米」も登場しています。
工場で特殊な加工を施し、肌ヌカがほぼ完全に取り除かれているので、洗わなくてもいいんです。忙しいみなさまに心強い味方ですよ。
2. 浸水だけはしておこう
どんなに短くても30分以上は浸水させましょう。 米の芯まで浸水していないと、おいしく炊けません。
夏場は30分〜1時間、冬場は1〜2時間を目安に浸水させます。
「帰宅後は戦場。忙しくてそんな時間取れない!」という方へ。
炊く直前ではなく、洗ったら水を切ってビニール袋に入れ、冷蔵庫で保管しておけばOK。 お米の表面に残った水で十分浸水できます。
そのまま丸2日くらい置いても問題ありません!
「今晩のご飯用に」と朝に浸水しておいて、夜に急な飲み会が入ってパーになっても、翌日の晩ご飯においしく炊けますよ。
3. 炊飯器がなくても炊けます
パン派の方は、炊飯器を持っていないこともありますよね。
大丈夫。鍋で炊けます。むしろ、炊飯器よりガス火で炊く鍋の方がおいしいかもしれません。 そして、思っている以上に簡単です。
余談ですが、それを教えてくれたのは、私の大学時代の友人たち。
一人暮らしをしていた友人宅の炊飯器で炊いたご飯と、料理上手な別の友人が鍋で炊いたご飯の違いを経験したときです。それ以来「鍋で炊くご飯の良さ」を実感するようになりました。
鍋での炊き方(2合分)
1)フタが閉まる鍋を用意します。
(ル・クルーゼのような重いフタが理想ですが、最初はどんな鍋でもOK)
2)鍋にお米を入れ、米の1.1倍の400ccの水を入れます。
(無洗米なら多め、新米なら少なめ。お米に合わせて調整を)
3)フタをして中火で沸騰させ、沸騰したら弱火で15分ほど加熱します。
(フタは開けず、タイマーをセット)
4)タイマーが鳴ったら、フタをしたまま10分蒸らします。
(初めてのときは水分が残っていないか確認を)
5)蒸らしが終わったら、底から全体をさっくり混ぜて完成です。
(ムラをなくすために底から混ぜてくださいね)
火加減は?
昔から「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」と言われますが、ずっと一定の火力で放置して大丈夫です。
4. 保存するなら冷凍で
一度に食べない場合は、温かいうちに小分けして冷凍保存がおすすめです。
一番ダメなのが冷蔵庫での保存。
お米のでんぷんは0℃〜4℃で一番劣化(老化)します。
「老化でんぷん」「ベータ化」と呼ばれ、一度老化すると温めてもおいしさが戻りません。
冷凍と解凍のコツは、また別の記事で書きたいと思います!
さいごに
ご飯をおいしく炊くには、少しの工夫とポイントを押さえるだけ。
忙しい毎日でも無理なく実践できる方法で、グルテンフリー生活をもっと快適に楽しんでくださいね。