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グルテンフリー生活|パン派の私が本当においしいお米に出会った話
こんにちは、グルテンフリー生活9年目のにれねこと申します。
「もともとお米(ご飯)が好きじゃなかった」と、過去に何度か記事に書いてきました。
そんな私の考えが一変したのは、ある運命の出会いがあったからです。
昔の私と同じように、パン派でお米に苦手意識がある方にもぜひ読んでほしいエピソードです。
出会いは、そう突然に
それは、社員旅行で訪れたとある温泉旅館での夕食。
最後に出されたご飯を一口食べた瞬間、「おいしい!!!」と驚きました。
今まで白米をおいしいと感じたことは一度もなかったのに…。
周りの人はお酒でお腹が満たされ、食べていなかったのがもったいない!と思ったほどです。
そこは、鳥取県の三朝温泉にある温泉旅館。提供されたのは、地元産の三朝米コシヒカリでした。日本遺産にも認定される温泉地で、まさかお米に感動するとは思いませんでした。
それ以来、「私が今までおいしいご飯に出会っていなかっただけなんだ」と気づき、お米への見方が変わりました。
再び出会うまで
あの旅館の炊き方が上手なのだと思い、こだわりの炊き方をするお店を探し回ったり、日本一と名高い魚沼産コシヒカリも試しました。
ですが、あの感動は再び訪れず…。
当時は三朝米を手に入れる方法もわからず、紆余曲折の末にたどり着いたのが、兵庫県北部・但馬産コシヒカリでした。
そして、どうやら私は山陰地方のお米が口に合うようだ、と気づきました(但馬は厳密には山陰地方ではないですが)。
結論、私にとっては炊き方も大事ですが、お米そのものの産地も大事だったようです。
パンのおいしさって
小麦で作られたパンは、小麦に砂糖や油、イーストを加えた複雑な味わいです。だからこそ、パンのおいしさって懐が深くて、多くの人をとりこにしているのではと思います。
実際に米粉パンを焼いていると、ふわっと立ち上るイーストの香りに「パンの匂いだ〜」となります。
そして、「あれ、私がいままでパンの香りって思ってたのは、小麦じゃなくてイーストの味だったのかな?」と不思議に思うことがあります。
お米の味の決め手は
それに対して、お米は米と水のみ。
だからこそ、米そのものの味への依存度が高いんですよね。
そして、好みも人それぞれ。人気No.1の銘柄でなくても、自分にとっては一番のお米があるかもしれません。
お米が得意でないと感じている方は、あなたの好みにあう「何か」にまで出会えてないだけかもしれませんよ。
(ちなみに、最近知ったのですが)
お米好きと公言する人でも、多くは“ご飯の供”をのせて食べていますよね。
実は白米だけで味わっているわけではないのですね‥。
さいごに
私もお米が苦手な時期がありましたが、三朝温泉での「おいしいご飯」との出会いが大きな転機となりました。
グルテンフリー生活を送る今では、お米は毎日の大切な主食。
皆さんも、自分にぴったりのお米に出会えると、食事がもっと楽しくなるはずです。ぜひ、自分だけのお米探しの旅に出てみてはいかがですか?