最初の仕事に魂を注ぐことの大切さ
ソウルフルなミドラーのNIREです。
先日、すぐに嫌いになることはもったいないことについて書きました。
表面的なところだけでなく、もっと深いところまで知ってみるとその人のことがスキになるかもしれない、みたいな内容です。
ただこれが、ビジネスの話になってくるとちょっと変わってくるわけです。
一般的なビジネスの世界なんて、それこそ表面的に接することが多いと思うんですよね。
仕事を依頼したり依頼されたり、初めてのお仕事なんかは特に、お互いの人となりのことを全く知らないので、仕事が出来るかどうかの一点で評価しますし、評価されます。
「こういう仕事をしてほしい」と依頼して、途中経過の報告が想定を下回った内容だったらどうですか?ホントにこいつ大丈夫か、と疑いますよね。
その後最終的に希望通りの仕事をしてもらえたのであれば、ギリギリ許せると思うんですけど、若干のもやもやは残ることもあると思います。
同じ成果物だったとしても、途中経過も完璧で納品するのと、途中経過が微妙で納品するのとでは、相手の印象が変わってきます。
厳しい仕事だったら、途中経過の内容次第で断られることさえあります。
1度完璧な仕事をして信用を得てしまえば、2回目は少しダメでも大丈夫だったりもしますが、最初だけ。最初の1回だけは、死に物狂いで必死に成果を出さないと終わりだと思ったほうがいいです。
逆に自分が仕事を依頼する立場だったとしても、最初の1回ぐらい大目に見てやるか、というような気持ちはあまり持たないほうがいいと思います。
仕事を依頼するということは、自分で出来ない仕事・やりたくない仕事を依頼するということで、それ以外のことは自分で仕事をしますよね。
例えばロボットを作る!となった時に、AとBとCという仕事をして完成するとします。自分はAの仕事が得意でBとCが苦手だった場合、BとCの仕事を誰かにお願いします。
ここでBとCが全く問題なく進んでいれば、自分はAの仕事に注力が出来ますよね。AとBとCにおいて各々使える時間を全部使って最高のロボットが完成することでしょう。
もし仮にBとCの雲行きが怪しくなってくると、Aの仕事どころではなくなるわけです。BとCの仕事がうまくいくようフォローをいれないといけなくなるかもしれず、Aに取り掛かる時間が失われるわけです。その結果Aの仕事が中途半端な状態になってしまい、ロボット自体も最高傑作とは呼べないものになってしまうかもしれません。
だったら、BとCの雲行きが怪しくなってきた時点で依頼先を変えてしまって不安材料を取り除いたほうが結果的に良いロボットが出来るかもしれません。
相手がかわいそうだから許してあげようという気持ちは最終的な成果物が中途半端なものになってしまう可能性があるので、結果的に誰も幸せになれないわけですね。
せめて相手のことが分かっている状態であれば、最終的には仕上げてくるタイプだから大丈夫だとか、完成系の予測がつくのでまだ安心できるわけです。まあもちろんそれで失敗を続けられるとアレですが・・・
絶対この通り仕事をやったほうがいいよ!と勧めてるものではないです。
もっと助け合って少しずつやっていきたい!というのであればそれでもいいと思います。実際その方がいい場合もあると思います。
でも一般的には今回書いたように考えて動いたほうが、いい作品がいいスピード感で作れて、お互いを高めあうことが出来るはずです。
NIREさんの最終目標は、知ってる人達だけで仕事をしたい、ってところもあります。
この仕事は◯◯さん、あの仕事は△△さんが詳しいからやってもらうとか、そういう感じ。
毎回同じ人じゃなくても、今回はあの人、次回は別の人みたいな。
でも、その時もなあなあでやるつもりはなく、みんなが各々の仕事を必死にやったほうがいい作品が出来上がると思いません?
単純な人付き合いは表面だけで判断せず、ビジネスにおいては表面を判断する。
ビジネスはそのぐらいの割り切りでやったほうが、うまくいきそうです。
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