「わたしではないわたし」制作日記2020/12/18

なんとなく、午前は日記を書いて、夜にこの制作日記を書くリズムができてきた。

文体も、気持ちの入り方も違う。夜の方が気楽だ。

それは制作日記が、完成していなくてもいい気がするからだろう。何を書くのか、はっきり決まっていない。逆に朝に書いている方は、自分で考え始めている気がして、ちょっと真剣な雰囲気を感じている。

実験計画1:書く環境を変える

突然だが、実験計画書。「わたしではないわたし」にたどり着くための。書く道具を変える。手書きで書いたり、パソコンを変えたりする。さらに、外で書いたり、寝ながら書いたりする。そうすることで、物理的に書く体に変化をもたらし「わたしではないわたし」をもたらす。

文章例;今から音声入力で文章を書く。

私ではない私を作りたい。そのためにはどうすればいいか、例えば書くことの方法を根本から変えることだ。今のように音声で入力している文章は パソコンのキーボード打ち込んでどう使われるのだろうか。まず音声入力の精度の低さが気になる自分で思った言葉が思った通りに打てないこれはキーボードで打つのと根本的に違う点だろう言葉は 私たちが思った通りに使え思った通りに打てると私たちは勝手に思っているしかし音声入力だと言葉がその思った通りにならないと言う不自由さを突然に感じさせられる。(言葉は比較的 自分が思った通りに打てるのはヘレンらと言うイメージがあるなぜならゆっくり書くことで間違いが少なく丁寧に思ったことを書けると言うイメージがあるから。よって文字の間違いや 読めない時の違和感は 話す言葉よりも大きい。間違って書かれた話し言葉の羅列それをそのまま転送にするとこんな文字入力流 になるのではないだろうか。しかし今話している言葉も書く時のように文語体で話している気がする。これは文章が変わっていると言うよりも話す言葉が文章に合わせて変わっている気がする話す言葉も文章の言葉に歩み寄っている気がするそんな不思議な変わり具合を 音声入力の文章で感じられた。

実験終了。

実験1の結果
まず話す言葉が変わった。
誤字脱字、誤変換は直さずにそのままにした。書き言葉の間違いの方が、話し言葉の間違いよりも大きな違和感を残すことがわかった。明らかに、文章が違うのでこれは「わたしではないわたし」の一部をみつけたといえるのではないだろうか。

次回に向けて
ある程度時間を決めて、音声入力でエッセイを書いてみてもいいかもしれない。文字数や、内容の変化などもいろいろ観察データを得られそうだ。

実験計画2:あるルールのもとで書く

例えば、小説のキャラクターの設定のように自分にある制約や、条件をつけて書く。今まで、なるべく引用しないとか、気になる言葉を使わない、とかルールを決めて書いていたが、それをもっと極端にする。

小説の設定は、三十代、アパレルショップの男、大富豪の娘などいろいろあるが、その人がどうやって書くのか、どんな道具で書いているのかまでを考えて書く。

ルール例
ア行の文字を使わない。
中国語ではないが、全て漢字だけをつかう。
羽ペンで、夜中に日記を書いている中世の修道僧になったつもりで書く。

いやちょっと待て、最後の例はどうやってすればいいのか? その際は本当に羽ペンを買ってきて、文字を書き、それをパソコンに打ち直すのだろうか。それとも、紙に書いたものを写真に撮って投稿するのだろうか。いや、中世にnoteはなかったから写真に撮って投稿するだけで世界観が壊れる気がする。紙は羊皮紙でも使うのだろうか……?

だとしたら最終的にnoteに投稿すると言うところに繋がらないと違和感がある。せっかくnoteに書いているのだし。

ルール例(再考)
・note1000日連続投稿の達人が、ついに休んだ日の次の日の記事
・結婚式の記録をnoteに記事にした花嫁
・noteで歌手デビューしたいと考えている、エッセイと音楽を掛け合わせて表現するシンガーソングライター
・コミックエッセイを描いてみる。
・noteで出されている「お題」を、片っ端から俳句で返答する。

noteらしさを考えた結果になった。想像力の限界を感じるが、色々な人の記事を見ることで、参考になることもあろう。noteは文字だけではなく、音楽やイラスト、映像なども投稿できる。とすれば、その振れ幅を使って、「わたしではないわたし」を演出することは可能だろう。

ただ、自分なりの「書く」と言う方法から離れすぎても迷走する気がしなくもない。全くやったことがないのだから、とりあえずやってみればいい。そうしたら実験結果が出る。感触を掴めるはずだ。

とりあえず実験の例として「コミックエッセイ」とかいいかもしれない。漫画描いたことないけど。

まとめ

今日はいろいろ実験を思いついたが、これからどうなるのだろうか。
変える、と言うキーワードがあるが、今回検討したのは、今の自分を飛躍させる方法だ。毎日日記を書くような、少しづつ変わっていく運動とは違う種類のものだ。こうした変わり方の違いも、これから考えていきたい。

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たくみん
最後までお読みくださりありがとうございます。書くことについて書くこと、とても楽しいので毎日続けていきたいと思います!