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電気機関車EF15形式198号機の変貌🚋


令和の時代にもう一度“国鉄ぶどう色”を

JR韮崎駅から徒歩約30分の韮崎中央公園に『電気機関車EF15』が保存されています。これは、昭和61年に旧国鉄より貸与されたもので『EF15形式198号機』(以下EF15)のほか、「トラ」や「ヨ」を含む5両連結という、日本全国を見ても珍しい状態で、今もなお当時のまま保存されています。
観覧用のステップが常設されていることから、容易に車両に乗ることができ、地域の子どもたちに愛されているとともに、韮崎市の人気フォトスポットのひとつになっています。
しかしながら、長い年月の経過とともに、車体の塗装の剥離が進み、ボロボロな状態に。

▲ 経年劣化でボロボロになってしまったEF15・・
▲ 悠々と走る現役のEF15

■クラウドファンディングの実施内容

もう一度韮崎で『在りし日の姿の電気機関車』を取り戻すためにクラウドファンディングを実施しました。

▽プロジェクト概要

目標寄付金額:16,000,000円(第一弾)12,000,000円(第二弾)
寄付金額:62,957,988円(達成率:224.8%)

受付期間:2023年11月1日(水)~2024年1月31日(水)
掲載サイト:ふるさとチョイス・さとふる・ふるなび・ふるさとプレミアム
返礼品:EF15関連商品をはじめとする特産品

▽寄付金額の使い道

EF15外装(色彩変更)、側面表示等外観復元、屋根等躯体修理、施設維持、案内看板の修繕、車両ドア修理等関連経費、貨物車両 トラ70000形(3両)床面補修
※目標を上回った場合は、さらなる修繕費用に活用


プロジェクト後の活動報告

■塗り替え前

2024年3月19日

■囲い&足場の設置

撮影:2024年3月27日

この姿も見納め
足場が設置されました

■研磨作業開始

撮影:2024年4月2日

周りに塗料が飛び散らないように布で囲まれました
いよいよ作業が始まります
錆を研磨作業で丁寧に落とします

▽貨車も美しく安全に

左:穴が開き、足がはまりそうな危険な状態
右:鉄板が敷かれ、穴が塞がれ安全な状態に

■下塗り・さび止め

撮影:2024年4月16日

下地塗り:錆止めが施されました
内装もボロボロにはげ落ちてた部分をきれいに清掃

■中塗り

撮影:2024年4月23日

印象がだいぶ変わりました!
パンタグラフも当時の色に再現
まだここから、さらに細かい部分の
再現に向けて色が施されます
貨車も塗りなおしが行われています
隅まできれいに隙間なく鉄板が敷かれました
子供たちの足が穴にはまる心配も無くなりました

■上塗り

撮影:2024年4月26日

上塗りが完成し、いよいよ外側の幕が撤去されます
雰囲気がだいぶ変わりました
ワクワクドキドキの瞬間です

■足場撤去

撮影:2024年5月16日

足場が撤去され、EF15が見られるようになりました
この後は細かい作業に入ります
内装もきれいに掃除されました
クリア塗装を施し当時のままの状態を保存
貨車も当時の配色を再現
この後、文字記載等の再現作業に入ります
スロープから貨車の入り口も段差をなくすようにフラットな状態になっています

甦ったEF15☆お披露目イベント

お披露目イベント、開催決定!

この度、韮崎中央公園に保存されている『電気機関車EF15』の再塗装と整備等を進める事業に対しまして、多くの皆さまよりご支援をいただきましたことをあらためて深く感謝申し上げます。
令和の時代に甦った、新生EF15を是非とも見にお越しください♪


最後に

記事をお読みいただきありがとうございます。
韮崎市を知っていただき、行ってみたい!面白い街・応援したい!と思ってもらえるように今後も頑張ってまいります!!
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応援よろしくお願いいたします✨

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