物忘れ日記 ときどき猫とか本とか映画とか:Vol. 11 猫の目通信


こんばんは。今夜もオイラにゃんたろうが、猫の目通信をお届けするよ。

今朝、テレビを見ていたかあちゃんがやたらと感心していたんだ。なんでも、人生の達人で、かあちゃんよりちょっと先輩の男性三人が、お悩み相談にのってあげてたんだって。

その中のひとりが、所ジョージさん。かあちゃんは、特にこの人の言葉に感心してた。

なんでも、かあちゃんの高校の頃からのお友達の一人が、その昔「好きな男性のタイプは所ジョージさん」って言っていたのがきっかけで、それから、所ジョージさんが出てくると注目するようになったんだって。高校の頃は、失礼にも友達の男性の好みがわからないとギモンに思っていたらしいんだけど、今ではすっかり所さんのことを尊敬するようになったんだって。そして、あのころの自分は何もわかっていなかったって、反省しきりなんだって。

今日も所さんのこんな言葉に感心してたよ。「よく、価値観が一緒じゃないって別れる人がいるけど、価値観なんて違っていて当たり前。自分と結婚したわけじゃないんだから。価値観が違うほうが2つ人生楽しめる」

この言葉を聞いて、かあちゃん、まさに目の前が開けた感じだったんだって。なぜなら、とうちゃんと暮らしていて、かあちゃんは、とうちゃんとの価値観の違い、好みの違いに戸惑ったり、わかりあえることはないのかなと寂しくなることもあったんだって。

でも、そうじゃなくて、違うニンゲンなんだから違っていて当たり前。違うことを疑問に思うだけじゃなくて、相手を理解することを楽しもうと思ったんだって。

一緒に暮らすんだったら、なんだって楽しむほうがいいよね。

それともうひとつ。「周りの人によかれということをするのが生きること」つまり、それが「人生」という言葉にも感動したんだって。

というわけで、「価値観が違うほうが2つの人生を楽しめる」「周りの人によかれということをするのが生きること」。この2つの名言が、これからのかあちゃんの人生をどう変えていくか、オイラはこっそり見守っていこうと思っているんだ。

だって、幸せになるためにみんな生まれてきたんだもんね。


みんなも、ぽんっと幸せの花を咲かせてにゃ~。

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