日本の医療保険制度における国保組合の位置

1.日本の医療保険制度は、<被用者保険>と<国民健康保険>と<後期高齢者医療制度>の3つで構成されます。

<被用者保険>はさらに、大企業の従業員が加入する<健康保険組合>、中小企業の従業員が加入する<協会けんぽ>、公務員等が加入する<共済組合>の3つに分かれます。

また<国民健康保険>は、都道府県及び市町村が保険者となる<市町村国保>と、業種ごとに組織される<国民健康保険組合>の2つに大別されます。

2.<国民健康保険組合>は、令和6年4月現在、全国で158あり、大きく分けますと、①医者や薬剤師などの国保組合、②建設関係の従事者の国保組合、③市場従事者、食品関連の従事者等の国保組合の3つになります。

3.<国民健康保険組合>に加入している被保険者は、268万人(令和3年3月末時点)でした。令和6年3月末時点で、全建総連関係の建設国保は全国に22あり、被保険者数は97万人です。

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