ピクサーの本を読んでこれからの事業に必要な三つの要素について考えた
ピクサーの元財務責任者で、ピクサーが上場した時期にジョブズの右腕として働いていたローレンス・レビーという人が書いた本を読んだ。
PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話
この本は面白いので、みなさんにもぜひ、おすすめします。
ピクサーというのは、エンターテインメントの世界で圧倒的な成功をし、しかもそれを持続しているという離れ業をやってのけている、世界でも有数の企業だ。映画は、当たるかどうか不確かなものなのに、驚異的に当て続けている。そういう魔法がなぜ可能なのか、多くの人が知りたいから、ピクサーの本はたくさん書かれているし、読まれている。
ぼくもこれまで、たくさん読んだ。本だけではなく、記事もたくさん読んできた。そうした中で分かったのは、これは当たり前のことかもしれないが、ピクサーが成功した理由は一つではない——ということだ。いくつかある。重要なピースがいくつか揃っている。そこがすごいのだ。
さて、では重要なピースとは何か?
それは、大きく以下の三つだ。
一、クリエイティブな文化。芸術性。芸術家たち。
二、最先端のテクノロジー。圧倒的な技術力。
三、老練な経営者。上質なマネジメント。
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