「言語化」には二層ある
ぼくは「言語化」という言葉がどうにも気持ちが悪い。
そこで今回は、なぜ言語化という言葉が気持ち悪いかを「言語化」してみたい。
まず、「言語化」をネットで調べると、
と出てきた。
そして、続く言葉にはこうあった。
この説明に、ぼくは違和感を抱くのである。なぜかというと、ぼくの実感とは真逆だからだ。
というのも、ぼくはおそらく言語化が上手い。日本でも有数のレベルだ。
しかしながら、上記の説明が全く当てはまらない。まず「対話や会議はスムーズに進」まない。「他者との理解を深めること」ができない。むしろ、理解し合えない度合いが深まる。また、「ビジネス環境」の「チームワーク」は破綻する。「個人生活」では、「関係性」はむしろ破綻する。
最後の「問題解決の鍵になる」というのも違う。なぜかというと、ぼくにとって問題解決は、問題の構造を読み解くことがまずだいじであり、そこではむしろ言語を使わないことの方が多い。それよりも、感覚や心など、非言語的な能力がものをいう。
と、ここまで書いてようやく気づいた。ぼくが言語化を気持ち悪いと思うのは、言語化には「二層」あるからだ。
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