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超能力主義社会とビューティー信仰の関係

「キラキラ信仰」というものが若者を中心に蔓延しつつある。それは「自分の人生をキラキラさせねばならない」という信念のようなものだ。この信念に取り憑かれると、たとえ犯罪をしてでもキラキラした生活を手に入れようとする。犯罪者にキラキラもないだろうとは思うのだが、彼らはそうは考えないのである。

キラキラの象徴はタワマン、億り人、そしてFIERにドバイなどである。そういう生活を自分もしなければならないと考えて、詐欺や闇バイトなどに手を染めていく。その中で殺人に至る場合さえある。

また、犯罪とは別に「整形」というルートもある。つまり、男も女も果てなき美しさを追求していくのだ。ビューティーの虜になっていく。このビューティー信仰もキラキラ信仰の一形態である。

なぜ今、若者は整形をしてビューティーを手に入れようとするのか?
それは、その方が経済的に豊かになり、キラキラにより近づけるからだ。
ではなぜビューティーは経済的な豊かさに直結するのか?

その理由は意外に複雑である。実は「超能力主義社会」と深く関係している。

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