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イチローがぼくを救ってくれた

イチローがアメリカ野球殿堂入りを果たした。

そこで今日はイチローについて書きたい。

ぼくはイチローが大好きである。今は野球を見なくなってしまったが、ぼくが人生最大のピンチのときに、最後まで寄り添ってくれたのが野球だった。ぼくは野球が好きだった。野球への愛があったから生きていられた。これは比喩的表現ではない。本当に野球がぼくを救ってくれたのだ。

どういうことかというと、ぼくが人生最大のピンチだった1998年、どん底の中で小説を書き始めた。それは『エースの系譜』というタイトルだった。「エース」とは野球の主軸投手のことである。『エースの系譜』とは、ある高校野球部の主軸投手の歴史について書いたものだ。

この小説を書くことで、ぼくは自殺をなんとか免れた。そして後年『もしドラ』を書くことができたのも、この小説を書いた経験があったからだ。この小説がそのまま『もしドラ』につながった。両者ともテーマは野球(高校野球)である。

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