インフルエンザ発生状況・全国「0.63」で「流行の目安」下回るも、九州でジワリと増加
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*****令和6年10月4日(金)第1318号*****
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インフルエンザ発生状況・全国「0.63」で「流行の目安」下回るも、九州でジワリと増加
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インフルエンザの感染者が、九州地方を中心にジワリと増加している。厚労省は本日(10月4日)直近1週間(9月23日~29日)の、全国と都道府県別のインフルエンザ発生状況を発表した=表・厚労省HPより。黄色と緑色のラインマーカーは、弊紙による加工。
これによると、定点把握による「全国総数」は「0.63」で、厚労省が3週前(「0.45」)から、今季の発生状況の発表を開始して以来「0.51」→「0.55」→「0.63」と、3週連続で「増加」した。
現時点で「全国総数」はまだ、一般的に「流行の目安」とされる「1」を下回っており、都道府県別でも沖縄以外の46都道府県は全て「1」未満となっている。その沖縄は「17.18」と、前週から「横ばい」ながら全国でも突出した状況が続いている。
さらに、九州地方では沖縄の「17.18」以外にも、宮崎「0.86」長崎「0.76」鹿児島「0.75」と3県が「増加」を続けて「1」に迫りつつある。また九州地方以外では、千葉「0.85」岐阜「0.77」が「1」に近づきながら「増加」傾向にある。
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