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「いくら情報発信しても、ヘルパーの魅力の根源は『仕事に対する正当な評価』だと思う」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年9月12日(木)第1303号*****

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「いくら情報発信しても、ヘルパーの魅力の根源は『仕事に対する正当な評価』だと思う」
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 今年の介護事業者の倒産件数が「過去最悪」のペースで推移している中で、訪問介護が「約半数」を占めている=弊紙9月6日号で既報。この状況を受け厚労省は、令和7年度の概算要求で「訪問介護事業への支援強化パッケージ」=画像・厚労省発表資料より。緑色と黄色のラインマーカーは、弊紙による加工=を盛り込んでいる。

 この大きな柱の一つに「ホームヘルパーの魅力発信のための広報事業」を掲げているが、これに対し有識者から「ホームヘルパーの、仕事の魅力の根源は『仕事に対する正当な評価』だと思う。これに適う人材育成プログラムが必要だ」

 「過去にも『魅力発信事業』が繰り返し行われており、厚労省は『ネットの閲覧回数が上がっている』と言うが、その効果はキチンと検証されているのか?」等の疑問が投げかけられた。

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