「要介護の高齢者は、一般病棟に入院することで、生活機能や要介護度が悪化する…」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年3月15日(水)第945号*****
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「要介護の高齢者は、一般病棟に入院することで、生活機能や要介護度が悪化する…」
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介護報酬の次期改定(来年4月~)は6年に一度の、診療報酬と障がい福祉サービス等の報酬との同時改定(=トリプル改定)となる。これを踏まえて厚生労働省は主に、今後の医療・介護サービスの提供体制の確保に向けた検討を開始した。
厚労省が本日(3月15日)介護報酬と診療報酬との連携・調整をより一層進めるため、両方の会議の委員のうち、検討項目に対して、主に関係する委員で意見交換を行う場として「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」の第1回目の会合を開催した。
今回の議論では、事務局(厚労省)から「急性期一般病棟の入院患者で、85歳以上が占める割合は年々増加しているが、要介護等の高齢者は、一般病棟に入院することによりADL等の生活機能や要介護度が悪化する」等の課題が提示された=画像・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。
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