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住宅型有老で職員が一斉退職・入居者へ退去要請、福岡大臣「このような事態は誠に遺憾」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年10月14日(月・祝)第1324号*****

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住宅型有老で職員が一斉退職・入居者へ退去要請、福岡大臣「このような事態は誠に遺憾」
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 大手のテレビ情報番組が「見捨てられた老人ホーム」と題して、東京・足立区や千葉市などで、同じ運営会社が経営する住宅型有料老人ホームについて「職員の一斉退職」が生じ、これに伴い「入居者への退去要請」が起きている事態を、追跡して報じている。

 先週金曜(10月11日)の会見=写真・厚労省HPより=で、記者からこの「事件」への対応を問われた福岡資麿厚生労働大臣は「関係自治体等と連携して対応している」「ハローワークによる職権での手続を行うなど、離職者が失業給付を受給できるよう、万全を期したい」などと答えた。

 また会見で福岡大臣は、今月1日から65歳以上の高齢者などを対象に始まった新型コロナのワクチン接種について「供給見込み量の約4割は、定期接種の開始から供給可能な状況であり、今後も順次供給される見通しだ」などと述べた。

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