政府「骨太の方針」閣議決定「公的価格費用の見える化」盛り込むも、財源や時期示さず
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年6月8日(水)第760号*****
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政府「骨太の方針」閣議決定「公的価格費用の見える化」盛り込むも、財源や時期示さず
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政府は6月7日、来年度(令和5年度)の予算編成に向けた考え方の基本となる「経済財政運営と改革の基本方針2022」(=骨太の方針)を、正式に閣議決定した。介護分野では、介護従事者の処遇改善で「公的価格の費用の見える化等を行う」こと等が盛り込まれた=画像・内閣府HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。
しかし、その財源や実施時期等には一切ふれられず「方針」のみが示された。この「公的価格の費用の見える化」は、5月31日に政府が示した「骨太方針・原案」に記載された内容で、それ以上の「踏み込んだ内容」には至らず、今後の動向に「不透明さ」を残した。
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