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高額療養費の見直し・福岡大臣「当事者の『不安の声』に、真摯に向き合うことが重要」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和7年2月10日(月)第1400号*****
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高額療養費の見直し・福岡大臣「当事者の『不安の声』に、真摯に向き合うことが重要」
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「高額療養費の見直し」で、政府は今年(2025年)8月から「ひと月あたりの負担の上限額を引き上げる」方針を示したが、がん患者の団体等、当事者から多くの「反対」の声が上がっている=弊紙2月6日号で既報。
この点について、福岡資麿厚生労働大臣は先週金曜(2月7日)の会見=写真・厚労省HPより=で、当事者団体の関係者にまず、当日(2月7日)厚労省の担当官が面談し、その上で今週(2月10日の週)の「半ばには、患者団体の皆様の声を(福岡大臣が)直接お伺いしたい」等と述べた。
今回の二つの面談を通して、福岡大臣は「がん患者などの『当事者の方々からの声』と高額療養費という『大変重要なセーフティネット機能』を、将来にわたって堅持するという課題の、両方を満たすことのできる『解』を見いだしていきたい」との考えを示した。
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