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医療・福祉業界で、事業者の53.9%が「過去3年間、顧客からの著しい迷惑行為があった」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年5月21日(火)第1226号*****

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医療・福祉業界で、事業者の53.9%が「過去3年間、顧客からの著しい迷惑行為があった」
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 顧客の理不尽なクレーム等、いわゆるカスタマーハラスメント(カスハラ)の実態を企業に対して調査したところ「過去3年間、顧客等からの著しい迷惑行為があった」と回答した割合が、業種別で最も高かったのが「医療・福祉」で、53.9%と全体の半数を超えた=グラフ・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは弊紙による加工

 第2位は「宿泊業、飲食サービス業」で46.4%、第3位は「不動産業、物品賃貸業」で43.4%だった。先週金曜(5月17日)に開催された、厚労省の有識者会議「雇用の分野における女性活躍推進に関する検討会」の第6回会合で、資料として提示された。

 資料ではさらに、カスハラの具体的な内容(全業種)として、最も割合が高かったのが「継続的な(繰り返される)執拗な(しつこい)言動(頻繁なクレーム、同じ質問を繰り返す等)」で72.1%だった。

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