「訪問介護事業者の『4割は赤字』で、基本報酬の減額が『とどめの一撃』になってしまう」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年3月11日(月)第1181号*****
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「訪問介護事業者の『4割は赤字』で、基本報酬の減額が『とどめの一撃』になってしまう」
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訪問介護の「基本報酬の引き下げ」が、国会の議論で取り上げられた。先週金曜(3月8日)に開催された参議院予算委員会で、福島瑞穂・社民党党首が「訪問介護事業者の『約4割』は赤字だ」などと現状を指摘した。
その上で「今回の基本報酬の減額で、この『約4割』は倒産してしまう。基本報酬の減額を撤回すべきだ」と訴えた。これに対し、武見敬三厚生労働大臣は「新たな処遇改善を通じて、賃上げがシッカリと実現できる」と、従来の説明を繰り返すに止まった=画像・参議院インターネット審議中継より。
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