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コロナの時代を生きる~Part2 出版社の対応③小学館、新星出版社、ポプラ社

出版活動にも大きな影響を与えた新型コロナウイルス。出版社における体制変更や対策、今後の課題について聞いた。各社への質問項目については次の通り。

【質問項目】
①貴社の営業体制について教えてください。書店様向けにどのような対応を取られましたか。
②ジャンルごとの製作体制の対応について教えてください。
③コンテンツの無料公開などの展開や読者向けに実施されたこと。その反応や効果について。
④今回の緊急事態を受けて、今後の製作について、どのような戦略をお考えですか。
⑤今回の取次会社の対応への評価と取次会社に望むことは何ですか。
⑥この緊急事態を経て、今後、流通改革において急務と思われる点について教えてください。
⑦これ以外にも、書店様や業界全体に向けたメッセージがあればご記入ください。

小学館(マーケティング局)

①営業体制と書店様向けの対応

3月27日から原則在宅勤務としました。緊急事態宣言解除を受け、6月1日から30日までは、業務内容により出社または在宅勤務の併用としています。

書店様からの注文FAXはおもに小学館PSで対応し、商品在庫のある昭和図書も、2交代制のシフトを組み出庫作業に取り組んでいます。

②ジャンルごとの製作体制

雑誌は付録の生産体制の変更、船便の変更、付録無しの判断など、時間がない中、社内関係各署と協議・対応してまいりました。

結果、販売会社様の協力を得て大きなトラブルもなく進行できました。

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