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【特集】2021-2022 出版業界 総括と展望|ジャンル別 出版概況、トピックス②コミック・雑誌/開発品(日販 仕入部/商品開発部)

■コミック
■雑誌
■開発品(出版社系開発品、文具、雑貨、PB商品)
※文中の累計部数等は2021年11月30日現在のデータです。

2021年に一番売れた本は『人は話し方が9割』!年間ベストセラーを発表

■コミック■
「鬼滅の刃」ブームの影響続く

店頭売上は2021年4月までは、19か月連続で前年比100%超えと好調に推移した。しかし5月は一気に83.3%に凋落、10月には80%を割る厳しい結果となった。これは2020年の「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴著/集英社)ブームの反動によるもので、影響の少ない2019年と比較すると、全期間で100%超えを達成。「鬼滅」による前年好調の影響を除けば、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要の拡大が継続し、全体の売上は堅調に推移したと考えられる。

おもな発売タイトルの動向としては、「鬼滅の刃」完結巻23巻が2020年12月に発売され、それ以降も「鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」(吾峠呼世晴著/集英社)など関連本の発売があり、「鬼滅」ブームの影響が続いた。

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