コロナの時代を生きる~Part1 日本書店商業組合連合会 会長/真光書店代表取締役 矢幡秀治氏に聞く
日紙の本と本屋の大切さを再認識 コロナ禍の書店には個々の状況に即した支援を
増売、粗利アップが急務
――日書連の会長として、今回のコロナ禍の影響について現時点での総括をお願いします。
本屋は休業要請対象外であったこともあり、営業を続けることができたお店、デベロッパーの意向により営業ができなかったお店など、各店舗の置かれた状況によって影響はまったく異なるようです。おおむね、営業を続けたお店は売上が好調で、休業した店舗は売上ゼロと二極化されていることはよく聞いています。
営業していても人通りが減って売上が減少した、外商のお客様からの注文が減ったなど厳しいお店もあります。しかし、コロナ禍が原因で廃業したという情報は今のところ聞いていません。
コロナ対策や売上などは各店舗でバラバラではありますが、営業を続けたお店はおおむね売上好調であったことを考えると、あらためて紙の本と本屋の大切さを感じました。
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