YouTubeを活用した語学学習

こんにちは。ozkといいます。

私はキャリア10年超の勤め人で、こちらのnoteでは言語・旅行・海外調査などをテーマに発信しています。英語を始めとして幾つかの言語を理解することができますが、最近レベルアップに励んでいる言語では、主にYouTubeのコンテンツを使用した学習を継続しています。

今回は、YouTubeを通して如何に学ぶか、というテーマで投稿します。

新たな学び方が求められる時代

かつては教室で生身の先生からマンツーマンまたはグループで教えてもらうスタイルが中心でしたが、少しずつ変わりつつあるのではないでしょうか。

その一つの起点となっているのがYouTubeです。今はYouTubeで無料のコンテンツを視聴することができるため、従来はなかったような質と量の教材が無料で提供される状況となっています。

例えば、筆者が受験生の頃は、数学、英語、世界史といった教科を、生身の先生からの授業とは別に、衛星放送を視聴することで学んでいました。
いまは、YouTubeやオンラインでそれなりに体系的に整理された授業を無料で視聴することができるようになっています。小中高レベルの授業から大学レベルの講義まで、YouTubeで授業を公開している教育者たちもいます。
日本語でのコンテンツはまだまだ多くはないですが、英語であれば相当な数に上ります。Kahn academyや大学が提供するMOOC(Massive Open Online Courses)などが代表例です。

今のところ、そういったオンライン教材は、実際に通う学校や塾で学ぶ内容の補助的な教材として活用される事例が多いのではないかと思いますが、今後、オンラインで、個々の学習者にとっては無料または安価に提供される授業がより充実してくるものと思います。

こういった教材を有効活用することで、より学びの質を高め量を増やすことができるのではないでしょうか。

生身の先生に求められることは何か

筆者自身は教育者ではなく、企業のビジネスやITに関するコンサルタントに過ぎませんが、語学を含む生涯学習者として将来の教育の姿について考えてみました。

将来の教育において、生身の先生に求められるのは、コミュニティマネージャーの役割だと考えます。コミュニティマネージャーは、学習者のコミュニティを管理し学びを促進する役割を果たします。具体的には、個々の学習者同士のピアラーニングやコミュニケーションを促進したり、課題を与えて互いに教え合うことを奨励することで、個々の学習者の学びのモチベーションを高めるだけでなく、学びの質や量を改善することができます。授業自体はオンライン教材を有効に活用することで、先生の時間を個々の授業からコミュニティ管理に移していくことが必要ではないかと思います。

生身の先生が声を届けられる範囲はせいぜい数十人であることを考えると、コミュニティ自体における自律的な学習を促進する役割としてであるならば、数百人規模をひとりの先生が見ることも可能になるように思います。

もちろん、先生から生徒への一方通行の講義になりがちなオンライン教材(YouTubeのような一対多の媒体)だけでは個々の学習者のケアができないため十分ではなく、オフラインを取り混ぜたり、学習者間の相互コミュニケーションを促進することで、その間隙を埋める存在になりうるのではないでしょうか。

参考)おススメのフランス語学習チャンネル

オンラインの学習教材という点に関連して、筆者の趣味のひとつであるフランス語が学べるYouTubeチャンネルを紹介します。
平易なフランス語により、フランス語を教えるスタイルのため、初級者には厳しいかもしれませんが、少しかじったことがある人であれば、充分な学びにつながるのではないかと思います。それぞれ数十万人のフォロワーがいます。
筆者にとって語学学習は趣味ですが、noteを通して筆者自身もコミュニティを盛り上げる役割を果たせればと思います。こういったフリーの学習教材を使いながら、ともに語学学習に励んでいきましょう!


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