相手に依存する

ふと思ったことがある
それは自分が考えたのではなく
知り合いのほんの一言から始まった

「先輩から久しぶりに連絡があって
 仕事お願いされたんだよねー、安いけど
 先輩だからやらないといけないからさー」

そこから愚痴の話が始まった

じゃあやるなよw

その相談的なものをされたのだが
そんなことで悩んでいる意味が僕にはわからなかった

愚痴をこぼすならやるなよって話だし
先輩という単純な理由で自分の価値を見失い、
安く仕事をしているそんな知り合いを不思議に思った

仕事ってどこにお金が発生するんだろうって昔考えたときに
僕らみたいな個人事業主は自分が提供した価値に対してお金は発生する
という答えにたどり着いた

しかしその知り合いは
久しぶりに連絡してきた先輩に対し、
自分の価値を下げているのだ

安いからこんなもんでいい
そんな考えを語る人も多いがとんでもない
そんな考えはまわりまわって自分に結局帰ってくるのだ

僕は値段交渉を結構している
それはお金が大好きで貯金額を見ながら毎晩にやにやしている
とかそんな話ではなく損切をしているのだ

お金は大切だがそんなことよりも
金額=僕への評価、価値 と考えている

もちろん結果を出してからが始まりだが

昔一緒に仕事をしている会社が
僕へ値段を下げれないかと交渉してきた
僕はその会社との仕事を今はしていない

お前それは人としてどうかと思うぞ

そんな言葉を言われた時もあったが
僕はそうではないと思っている

確かに景気が不況ななか仕事をくれていた会社ではあるが
僕にだって生活と今後の野望だってある

そんな中値下げに応じてしまうとそこが
僕の価値になってしまう

2万円が僕の現在の価値だとして
1万5千円にしてくれが値下げの交渉の金額
ここに応じてしまうと1万5千円が僕の価値となり
僕のプライドとモチベーションがなくなる

僕のその2つを無くしてまで
仕事を優先するのかって話である

こう聞くとそりゃそうだよねって話なんだが
わかってくれない人が多いのが日本だと思う

仕事を長くすればするほどだ

僕は1対1で仕事をすることは少ない

簡単に言えば
3か月予定を確保してほしいとお願いされても
僕は断っている
3か月のうち空いてる日の予定を確保してほしいにしている

その間にほかの会社と仕事をするのだ

なので僕は1対1の仕事はしていなくて4対1とか5対1の仕事の選び方をしている

それは相手への僕の価値を上げるためである
以前話した値下げ交渉をしてきた会社とは
1対1で仕事をしていてほかに選択肢がなかったのだ

そうなると相手からしたら
こいつはうちとしか取引していないから
値下げ交渉に応じるだろう
そんな感じになったのだと思う

お金=価値
つまりお金を必要とするならば
価値が上がればお金は上がっていくのだ

どんなものに価値があるのか
ダイアモンドとか金の価値はすごく高い
なぜ高いかというと綺麗とか加工するのに技術が必要とかも
あるだろうが何より数が少ない、これだと思う

なら自分がダイアモンドになればいい
これが単純に自分が損切を始めたきっかけである

最初に言っていた
久々の先輩の連絡で
安く仕事をするなんて話にならない話だ

この前社長とか個人事業主が多い食事会が
ちょっとおしゃれな居酒屋で行われた

お会計しようとなったときに
お前稼いでるだろ と僕に話してきた社長がいた
僕は「まあそうですね」と話したら「じゃあここ出してね」
と言ってきた

正直、ふざけんなこの食事で得られたものなんて食事なだけで
お前らの話なんてなんの経験にもならないのになんで
金払わないといけないんだよ

そう思った

合計してもたかが知れてるお金だから
払ってもよかったのだが、
払う価値が僕にはなかったのだ

食事をご提供くださったお店には
お支払いするが、
愚痴ばっかの社長にはなんも払うお金がない

そろそろまとめると
相手に依存している事、相手にいいように思われることが
どれほど自分を苦しめることかを今一度考えてほしい

会社にいて固定給と安定した将来を約束された方がいい人と
縛られるのが嫌いで自分の価値を見出す人と
色々な人がいると思うが

これだけはわかってほしいのが
相手に依存することにより、自分が苦しむんなら
自分にプライドを持ち損切をやった方がいいと僕は思う

日本人には理解しづらい話だと思うけど

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