火の玉みたいに。
明日で『南畑美術散歩オンライン』の会期もいったん終了。
怒涛の更新ラッシュも、僕たちの仕事も、明日でひとまず落ち着く。
この仕事を通して、作家さんのお話を伺い、知り合いになれたことは僕にとって本当に大きかった。
昨晩も抽象彫刻の石川先生のお宅にお邪魔して、楽しい宴会を開いていただいたのだけれど、その場にいることが嘘みたいに思えた。
作家さんから発される言葉は、いつも僕を奮い立たせる。
南畑に来てからいろんな分野の人に会っているけれど、文化と教育に関わる人たちの言葉はものすごく響く。まるで魂の言語が同じかのように。
そういう人たちは、僕からみると火の玉みたいに見える。
自分の生命力をすべて仕事に注ぎ込んだときに現れる、人間の火の玉だ。
そうして創造された作品は、圧倒的な存在感をもつ。
そしてその存在の炎に燃やされて、僕もずいぶん走りまくってきた。
今日は何の予定もないオフ。
ぜんぜん動けなくて、家から出ずにずっと寝ていた。
そんな自分がすこし残念でもあったが、これだけ走ってきたのだ、無理もないとも思う。
明日の月曜日からまた「心を燃やす」ために。
今日はしっかり休んでおこうと思った。
やりたいことがたくさんある。
たくさんありすぎて、うまくいくか不安でもある。
もう二つ寝ると、師走だ。
きっと燃えるように過ぎていくのだと思う。
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