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慣れてきたかも。

きのう、南畑(福岡県那珂川市)から博多駅に行って、自信をなくしたりしていたのだけれど、

それと同時に「あ、この家に慣れたんだな」ということにも気がついた。

九月に博多駅に行ったときには、まだ南畑での生活のほうがフワフワしていたから、なんだかうわの空だったけれど、今月はちゃんと「お出かけ」として行くことができたのだ。

それは落ち着いた体感として感じられるもので、努力してどうなるものでもない。一説によると、人のからだは一ヶ月くらいで変わるというから、南畑に越してきて一ヶ月経って、僕らのからだも変わったのだろう。

そういえば、髪質も変わった気がするし、食が細くなったような気もする。
あとはっきりと分かるのは、南畑から都会へ「降りて」いくと、明らかに空気が息苦しくなること。帰ってくると「んまい、んまい」と言って、息をすーはーしたりするのは、ここならではだと思う。

順応って本当にふしぎだ。
それは自分の意識しないところで着実に進んでいる。

いまじゃ当たり前のように市役所に出勤しているし、当たり前のように家に帰ってきてごはんを食べて、お風呂に入って、寝ている。二ヶ月前には影もかたちもなかったのに。

仕事の中の素晴らしいことも悩ましいことも見えてきて、すっかり「職場の物語」に取り込まれている。家で仕事のことを考えて、頭がいっぱいになる時間、なんてのもある。二ヶ月前はちっとも興味なかったのに。

ふしぎだ。本当にふしぎ。
でも、そうやって順応して、相互作用しながら、南畑の物語や職場の物語と並行して、僕の人生の物語も綴られていくのだ。

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