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わが家の絵本ランキング(1歳2か月)

1歳になって2か月目。いろんな遊びをおぼえる中、読み聞かせは夜寝る前のクールダウンに使うのが定着してきた。

今月は図書館でたくさん絵本を借りてきたので『きらきら』『ボボンバボンボン』の2強を温存して読み聞かせたときのランキングをつくった。
ちなみに前回(1歳1か月)の順位は以下のとおり。

5位 もみじちゃんとチュウ (作:村上康成)
5位 まるくておいしいよ (作:小西英子)
5位 おにぎり (文:平山英三、絵:平山和子)
4位 にこにこ (絵・文・デザイン: LaZoo)
3位 ぽんぽんポコポコ (作:長谷川義史)
2位 きらきら (文:谷川俊太郎、写真:吉田六郎)
1位 ボボンバボンボン (作:高畠純)

定番強しといった感じのランキングだったが、今回はどうなったのだろうか。早速紹介していきたい。

5位 にこにこ (絵・文・デザイン: LaZoo)

赤ちゃんに一番はじめに買ってあげた絵本『にこにこ』。最近ではおむつ交換のときに落ち着かせるため、手に持たせるのに使っている。いろんな役割で使える絵本だ。「ぽんぽんぽんぽん ぽーんぽん」「てんてんてんてん ででん」のページがお気に入りで、それらしい言葉を発したりもする。成長するにつれて、一冊の本との関係も変わってくるんだなあと思う。

4位 ぽんぽんポコポコ (作:長谷川義史)

先月3位の『ぽんぽんポコポコ』が今月もランクイン。しばしば手にとって「読んで」とせがんでくる一冊。何度も読み聞かせているため「ぽんぽんポコポコ」のリズムをおぼえたようで、時々おなかやひざをリズムに合わせてたたくようになった。先月していた最後のページの坊やへの「ちゅー」は、そういえば、いつの間にかしなくなった。

3位 どうぶつ (絵:ソフィー・ブクソム)

電池や電子回路をつかわず、紙のしかけだけで動物の鳴き声などを表現した絵本。同じシリーズの『あかちゃん』が近所の書店にあって、何度もさわらせているうちに気に入ったようだったので、読んだことのないこちらを買ってきた。ひらいて初日に中を破いてしまったけれど、子豚の鳴き声や納屋の扉のしかけが気に入っていて、繰り返し押したり引いたりして楽しんでいる。けっこうなお値段だったので気に入ってくれてホッとしている。

2位 でておいで (作:阿部結)

今年の4月に出たばかりの新しめの絵本。髪の毛からはじまり、だんだん赤ちゃんのすがたが出てくる展開はやや既視感があったけれど、うちの赤ちゃんには好評みたいで、特に「まんまるおなか ぽんぽんぽん」のところではいっしょになって、おなかをぽんぽんしている。かわいい。

1位 にゃんにゃん (作:せな けいこ)

最近、猫好きが止まらない赤ちゃんのことを思って借りた一冊が、狙い通りお気に入りに。散歩で会う海辺の猫と絵本の中の猫たちはつながっているのだろうか。昨日、谷川俊太郎さんのことをブログに書いたけれど、この絵本の作者、せなけいこさんも今年の10月23日に亡くなられたそうだ。谷川さんと同じ92歳で。そして、いなくなった後の世界に絵本が残る。その絵本をきらきらの目をした生まれたての人たちが読む。なんだか輪廻のよう。

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今月は図書館で借りてきた絵本が大健闘で、他にも『ごぶごぶごぼごぼ』『おつきさまこんばんは』、新しいところでは、谷川俊太郎さんの『オサム』や松野正子さん・鎌田暢子さんの『まっててね』なんかも気に入って読んでいた。

生まれたての頃は動物自体を見たことがなかったから、絵の中に描かれたものがなんなのか分からなかったはずだけれど、この頃は頻繁に動物をみて、時にはふれたりもしているので、見え方が相当違っているのだと思う。どんなふうに見えているのか聞いてみたいけれど、想像するしかない。

来月からは保育園に通うので、読む絵本もうんと増えるはずだ。ランキングも大きく変動するかしら。たのしみ!

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澤 祐典
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