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宇宙人かもしれない。
「地球人のフリをするのをあきらめましょう」
とカード占いで言われたと奥さんが言っていて、なんだか納得してしまった。
なにしろ僕ら夫婦が歩む道のりは、本に書いてないことばかり。問題が起きて解決するときにも「そんなのきいてないよ!」というところに扉がひらいたりしているからだ。
それでも小中高大学と学校教育を受け、会社員経験もあるから、そこで学んだ「常識」は頭の中に残っている。それは暮らしをらくにするためにあるのだと思っていたけれど、僕らの場合、それを壊して飛び越えなければならないことが多い。
飛んだ後には、安心したりうれしかったりたのしかったりすることが待っているけれど、壊してる最中は苦しい。「そんなんだったら最初からおしえてくれよなー」って思うことも多い。
ちなみに、これも最近わかったことだけれど、地球人でない地球の歩き方にはガイドがいる。それもちょっとアヤシイと言われそうな人がガイドになる。そういう人がいないと、とてもじゃないけど「常識」をこえて飛ぶなんてできない。
だって「常識」をこえるのは、じぶんの考えよりも「見えない誰か」のいうことを優先するってことだから。
このことがわかっていないと、地球人のルールと宇宙人のルールを混ぜて暮らすことになる。うちの場合、できるかと思って取り組んできたけれど、ただただ混乱するばかりだった。そのせいでたくさんケンカもした。地球人のうまくいき方と宇宙人のそれは違う。時にまるで逆のこともある。混ぜるな危険、なのだ。
いや、もちろん僕らは地球に生まれた地球人なわけだけれど、でもなにかが違うらしい。そのことに観念しつつあるのがいまだ。
「地球人のフリをするのをあきらめましょう」
そういうことをガイド役の人(この人も宇宙人なのだと思う)に言われて納得してしまう。そんなのSFだけの話かと思ったら実話で、よく考えるとずいぶん前から僕らはそういう話の中にどっぷりと浸かっている。
だから人生が思い通りにいかないとき、「自分は宇宙人かもしれない」と考えてみるのは案外有効かもしれない。そして大抵の場合、それは当たっているのだと思う。
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![澤 祐典](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2357127/profile_7c5f980edda2561d7f4d4bdb41245e28.jpg?width=600&crop=1:1,smart)