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夜遅くまで語る。

昨日、お世話になっている方のところにお邪魔して、日付が変わるまでしゃべった。夕方5時にスタートして、深夜1時に解散だったから8時間もいたのか。でもあっという間だった気がする。

うちの夫婦がそんなふうに誰かのところに長居するのは稀だ。
そうは見えないと言われるけれど、基本的に内向的だし、そこがどんな場所か、どんな人がいるかにわりと敏感なので。

だからこそ、それだけ長い時間いさせてもらえた恩人には感謝が尽きない。
南畑に来てから三ヶ月も経たないうちに、そんなふうにしてくれる人に出会えたこと、本当にありがたい。

そんなわけでいろんな話をしたのだけれど、夜も更けて、最後の最後に話したのは、われわれ夫婦の話だった。それも一番しんどかった時期の話。よその人にははじめてするような話だったけれど「この人たちだったら、してもいいな」と思えた。

話し終えると、人生の次の展望を示唆するアドバイスをもらった。
僕にも奥さんにも見えていなかった盲点だった。

人の話というのは、じっくり聞きあうと一番痛みが強いところに自然と向かうように思える。昨晩の到達点は、われわれのそれだった。だからこそ「ここまで頑張ってきたなあ」という気持ちになった。ありがたい夜だった。

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