はじめての保育園見学(準備編1)
初の保育園見学があさってに迫り、新しく買ったベビーシートを試しに車につけてみた。
車はカーシェアにしているので、家で赤ちゃんをベビーシートに乗せ、ベルトを締めて駐車場まで持ち運んだ。いつもの抱っこよりずいぶん下に赤ちゃんがいて、なんだか落ち着かなかったし、男の僕でも片手で持つにはかなり重たかった。
駐車場に着くと、僕たちが使う車と隣の車の間隔が狭く、ドアを開けてシートを入れるのにやや苦労した。そうこうしているうちに、ふだんと違う動きに反応してか、赤ちゃんがギャン泣きをはじめてしまった。やばい。
試したかったのは、ベビーシートを固定するやり方。あわてて、シートベルトでベビーシートを固定する。僕が先にやり、奥さんが次にやってみる。これ自体はそんなに難しくなかったので安心した。
もう一つ、試したいことがあった。それは「車の中で抱っこひもをつけられるか」ということ。うちの抱っこひもはこんな感じでごついので、ベビーシートのある後部座席で着脱できるか分からなかったのだ。
結論からいうと、後部座席での着脱は無理だった。けれど、トランクを開けるとスペースがあって、そこに赤ちゃんを寝かせれば、抱っこひもを使えることが分かった。
今日確認したことはこれだけだったのだけれど、この後、奥さんがカーシェアのカードキーをなくす。ドアを開けるときにはあったから、ないはずはないのだけれど、ポケットの中にも、財布の中にも、カバンを開けても見つからない。
焦っている奥さんを、泣いている赤ちゃんをなだめながら見つめる私。「まだまだ探す気ですか」などとは口が裂けても言えない。なすすべがないとはこのことだ。
しばらくすると、カードキーは、奥さんのスマホに貼り付いて発見された。ほっとしたのもつかの間、今度はロックがかからない。ますますあわてる奥さん。「それより僕と踊りませんか」などとは口が裂けても言えない。カーシェアの会社に電話し、カギを操作しないとカードキーがかからないことを教えてもらい、事なきを得た。
所要時間 20分。車は全く動かしていないにもかかわらず、赤ちゃんは火がついたように泣くし、奥さんはあわてるしで大騒動だった。
保育園見学本番はあさってである。だ…大丈夫かしら。