0と1と2。
「1」が出てきて「おっ」と思い、すぐさま「2」が出て「ああ、やっぱり」と思い、「0」の後にまた「2」が出てきて「どうにかならんものか」と思う。
今日の日本シリーズの話である。
これを書いている午後8時現在、ソフトバンクホークスが 4対1 で読売ジャイアンツをリードしている。
僕は特にどちらのファンというわけでもない。
ただ、勤め先の市役所の後ろの席に座っている職員さんが、明日の第5戦のチケットを持っているのだ。「観たいですよねぇ」と声をかけたら「観たいです」と弱々しく言うので、どちらかというと巨人がんばってくれないかなと思って Sports Navi のスコアボードを見ている。
ここまではソフトバンクの 3連勝。それも圧勝である。
巨人が悔しくないわけがない。仮にもセ・リーグの覇者なのだ。しかもぶっちぎりでのチャンピオン。弱いわけでもないだろう。にもかかわらず、これだけ差がつくのは屈辱に違いない。
でも、それでも、どんな悔しさや負けん気や火事場のクソ力による奇跡の逆転ファイターモードを持ってしても、いまのホークスを崩すことはできないらしい。繰り返すが、巨人だって弱いチームではないはずなのだ。
強い。ホークスは本当に強い。
僕は福岡に引っ越してきたけれど、まだこの事実を喜べるほど染まってはいないようだ。さっさと馴染むこともあれば、だんだんと染み込んでいくものもあるってことか。
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