ゴーイング業ウェイ。
恋が あたしを刺して
こんなふうに 狂ってしまうのなら いっそ
お願い ここから出して
鳥かごの中の小鳥に 自分を重ねてみる
惚れた腫れたなんて よくある話じゃない
それでもこんなに おかしくなるのは
ウソでしょう?
ああ 二人で見る夢は
いつも悲劇だわ
こんな目に遭うことが
本望だったなんて思わない
ああ 思いと裏腹に
惹かれてしまうのは
ずっと前から決めていた
運命だったなんて言わせない
業、という言葉が、昨日、話の合間にパッと出てきて、ぎくっとした。
自業自得の業。
人は業を背負って生まれてくる、といった意味で使われる。
僕はこの業という言葉が、なんとなく罰ゲームのような、自分を縛る感じがして好みではなかった。一生を罪滅ぼしに使わなくちゃいけない、みたいなニュアンスがそこからは伺えた。
でも、好んでいるかにかかわらず、業という言葉は、時々、僕の人生に顔を出す。昨日もそうだった。
「その業を生きることが、その人にとって、その人だけがわかる実りをもたらす。それは他者には分かりようもないから、手出し口出しできようもない」
昨日、業はそんなふうに語られていた。
一人ひとり、自分で行くしかない一本道がある。
そんなふうに感じた。そういうものなのかと思った。
歌にみると、それは恋の歌になった。
誰かを好きになってしまって、どうしょうもなく惹かれてしまう。
そんなふうに進む道を決められてしまうような感覚って、たしかにある。
業については、なんだかすごく誤解をしている感じがするのだけれど、これ以上、追おうにも追えず、たぶんまた「なんとなく気になる」まま、月日を過ごすのだと思う。
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