![祐典の歌はどうなりたがっていますか_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14601167/rectangle_large_type_2_5534fb66d8927255162b65fb0eb08ff0.jpeg?width=1200)
そうだ、ルノルマンにきいてみよう。
先日、かなりびっくりするような発見があった。
このカバー写真は、奥さん(澤 由莉)に引いてもらったルノルマンカード。
「ちょっと引いてみる?」って感じで、いま気になってることを話して、何枚か引いてもらって、カードの絵を読み解きながらおしゃべりして。
ガチでなんとかしたいことについて話してたから、一枚ごとに「こういうことか!」と言い合って、すごく楽しい時間だった。
その、最後の最後に出てきたのが、これ。
「祐典の歌はどうなりたがっていますか?」
という奥さんの問いかけに対して、出たカードが
山と錨。
一目見て、どっちもどっしりしたイメージで意外だった。
奥さんの読みは
「しっかりした基盤になりたがっている」
それを聞いて、ぼくは歌のことを仕事にしているけれど、心のどこかで、それが生活の基盤になり、家族を養っていくとは思っていなかったことに気づかされた。
歌って、ほら、雲みたいにふわふわしてるイメージがあるから。
結婚して以来ずっと、生活基盤をつくることに取り組んできたし、仕事のかたちも明らかになってきたけど、それでもなお、歌を基盤にすることは、雲の上にのるような不安を感じていたらしい。
そこには水蒸気しかなくて、そのままひゅーんと落ちちゃうんじゃないか。そこに足をつけて本当にいいのか、みたいな。
でも、歌自身は
「しっかりした基盤になりたがっている」
まじかー!
と二人でおどろいた。
奥さんの歌に対する印象も、ぼくと変わらないものだったからだ。
カードは、答えを教えてくれるわけではない。
でも、こうしてカードを介することで、盲点に気づかせてくれたり、自分の中にあるものが出てくることがあるんだなあと驚いた。
「ゆりちゃん、これ、ちょっとすごいよ。」
そう言って、その晩は、興奮気味のまま、寝た。
「ところで、ルノルマンってだれやねん?」という謎をのこしながら。
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![澤 祐典](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2357127/profile_7c5f980edda2561d7f4d4bdb41245e28.jpg?width=600&crop=1:1,smart)