最新型絵本におどろく。
今日は奥さんと赤ちゃんと三人で海まで歩き、それからマクドナルドに入った。赤ちゃんを膝に乗せて腕で支え、もう片方の手でフィレオフィッシュやチキンマックナゲットを食べる。腰すわりまでは行っていないけれど、姿勢が安定してきたので、片手で食べるのがずいぶん楽になった。
家では、新たに鏡に向かって近づいたり離れたりしてみた。
赤ちゃんは最初不思議そうにしていたけれど、何回かやるうちに笑うようになった。なにに笑っているのだろう? 映っているのが自分とわかっているのか、それとも鏡の中にいるおとうさんにいつものように微笑みかけているのか。
おととい買ってきた二冊の絵本『にこにこ』と『よくきたね』も読み聞かせた。特に『にこにこ』の反応がいい。
いままでは図書館で借りてきた『ごぶごぶごぼごぼ』という絵本が赤ちゃんに一番ハマっていたのだけれど、『にこにこ』への反応はそれを超えている。
『ごぶごぶごぼごぼ』は 1999年に出版された作品で、表紙のような抽象的な図形と「ぷぷぷぷ」「じゃわじゃわ」といった擬音で構成されている。
解説には
とある。
一方、『にこにこ』は 2016年出版で、図形と擬音中心なのは『ごぶごぶごぼごぼ』と同じだけれど、
とあるように「計算され尽くした色使い」という感じがする。独自のキャラクターが出てきたりするから、まるっきり真似という感じはしないけれど、『ごぶごぶごぼごぼ』や他の絵本にかなり似通っている。音楽でいう「サンプリング」みたいな感じか。
個人的にはオリジナルで考えた感が強い『ごぶごぶごぼごぼ』のほうが好みなのだけれど、赤ちゃんには『にこにこ』の方がハマっているように見える。赤ちゃんの感覚の方がイマっぽいってことかな。まあ、当たり前か。
ちなみにおとうさん肝入りの『よくきたね』の方は、今日も最終ページ手前のこぐまの親子のところで飽きられてしまった。おとうさんの好みを分かち合えるのは、もう少し先になりそうだ。